むらかみ内科クリニック

院長ブログ

BLOG

  • テキサスの思い出

    8月に入りました。もう秋の気配、なんて書きましたが、まだあの時は7月でした。台風のせいで季節が進んだように感じましたが、まだまだ暑い日が続きます。そうはいっても、8月なんてあっという間に過ぎ去ってしまいます。学生さんは、宿題をさっさと済ませましょうね。途中でお盆休みなんてありますから、8月はちょっと特別です。

    夏休み(お盆休み)には旅行とか、何か予定はありますか?私は予定なしです。多分いつものようにクリニックで経理の仕事をしたり電子カルテのメンテをしたりすることでしょう。しかし、もし旅行に行くならどこに行きたいかなーと空想しました。私の場合、ハワイでも沖縄でもありません。留学していたテキサスに行きたいです。ヒューストンから車で1時間、メキシコ湾岸の小さなリゾートの島ガルベストンです。ガルベストンから見えるメキシコ湾はエメラルドグリーンではありませんでした。フロリダまで行けば素晴らしい海岸なのですが、ガルベストンの海は濁っています。遠くを見ると深い緑色です。

    遠くテキサスに想いを馳せながらGoogleでガルベストンの画像を見ていたら懐かしくて胸が熱くなりました。私が働いていたテキサス大学UTMB病院の写真があったので、パソコンの背景にして見ました。写真を見ると気持ちが引き締まります。今の私があるのは、ここで学んだおかげです。そして、数年前に亡くなっていまいましたが私のボスのDaniel Traber教授のおかげでした。学問は厳しいのに根は本当に優しかったです。アメリカでの父親でした。

    写真上:テキサス大学医学部ガルベストン校(私はここの麻酔科・集中治療部の教員でした1999ー2004)

    写真中:シュライナー小児熱傷センター(私はここの研究員を兼任していました)

    写真下:恩師 Traber教授

  • 人は宇宙の波動を受けて生きている

    火星大接近です。ご覧になりましたか?私はいつも夜に犬の散歩をするので、夜空を見上げながら月や星を見るのが好きです。今日は、何気に夜空を見上げたら驚くほどオレンジ色に大きく輝く星が見えました。火星です。地球に大接近していると報道で聞きました。望遠鏡を持っていないので肉眼で見るにとどまりましたが、十分に素晴らしいものを見せていただきました。

    人の体は宇宙のリズム(波動)に大きく左右されています。主には月と太陽の重力と自転、公転のリズムの影響です。潮の満ち引き、潮の大小、季節の移り変わりなどです。海の生物は誰に習うこともなくそういうリズムを利用して生活します。亀の産卵も当然そういったリズムを把握して日取りが決まります。海から丘に上がった人間などは潮の満ち引きを忘れたようにしているかもしれませんが、体の中の水分は当然月や太陽の重力に影響を受けるはずです。女性の生理周期が月の満ち欠けと同じ周期になっているのもその名残でしょう。

    一定の周波数を持った波動は周りの別の物体に影響を与えます。共鳴と言います。人からも波動が出ていると考えられます。貧乏ゆすりも波動だし、声のトーンも波動です。そういった波動は無意識に周りの人に影響を与えます。そういった波動で人を元気にすることができる人は芸能人やヒーラー(治療家)に向いていると思います。逆に、他人を傷つけてしまう波動を持った人もいます。そういう人は同じ波動を持った人どうしつるんでいく傾向にあります。そういうところには近寄らないことが一番だと思います。

    今日の夕焼け。しばらく見とれました。

  • いいキーボードは仕事効率化に大切

    仕事で電子カルテに大量の文章を打ち込むために東プレのリアルフォースというキーボードをつかっています。このキーボードで仕事をすると指の疲れ方が違います。軽いタッチでどんどん打てます。一方、自宅でこのブログを書いたりするのに以前はLenovoのThinkPad を使っていましたが、最近はiPadに変えました。不思議なことに、iPadは今まで使ったいろんなパソコンより日本語変換が的確で優れています。おなじアップルでもマックブックエア(ノートパソコン)ではiPadほどきちんと日本語が出てきません。アップルの「ことえり」というIMEやGoogleIMEなどよりiOSの方が優れているのはなぜなんでしょう。

    そのiPadで文章を書くには画面に出てくる仮想キーボードで打つのが標準でしょうが、それでは素早く打てません。そこで私は、外付けキーボードをブルートゥースでつないでいます。このキーボードは結構使いやすく、気に入っています。一方、最近困っていたのが、iPhoneにメモする時です。もちろんiPhoneの画面に仮想キーボードを出して打つか、フリック入力するのが普通と思いますが、私が打ちたい文章は文字数が多いので、それでは話になりません。

    そこで、思いついて、折りたたみ式で持ち運べるキーボードを買いました。バッファローのiOS, Android用のキーボードです。折りたたんで収納するケースがついているのですが、そのケースからキーボードをとりだすと、そのケースがiPhoneを立てる台になるという優れものです。これでいつでもどこでもメモを取れます。

  • 物理と生物

    台風が接近中です。こんどの台風は東から来ています。珍しいです。ほとんどの場合九州は最初に台風の洗礼を受けるので、どんな雨風になるかはまず九州が体験し、それが東の方へ行きます。今回は九州に来る前にだいたいの勢力がわかるので、九州に住む私たちにとっては対策が取りやすいやすいと思います。

    ところで、NHKの天気予報では、「西日本、東日本では今日も猛暑が予想されます」というセリフを聞きます。西日本、東日本なら 日本全国でもいいのではないかと思っていましたが、わざわざ西日本東日本と言うからには例外があるに違いないと思いました。例外は中部東海のことか沖縄や北海道を別扱いしているのかと思って調べてみました。そうすると、意外や意外、気象庁は日本を3つに分けているそうです。それは、西日本・東日本・北日本の3つだそうです。北日本は東北・北海道を意味するとのこと。 そうですか、猛暑のニュースで西日本東日本と言う言葉で除外されているのは東北、北海道のことだったのです。それにしても、かってにそういう定義をつくらないで欲しいですね。

    この週末私は「ガンは予防できる」と言う本を読んでいます。三石巌先生の著作です。ガンの発生メカニズムは酸化反応で分子間の電子のやりとりが問題だと言うことです。この本ではノーベル賞を取った福井謙一氏のフロンティア理論を使いながらなぜガンが発生するのか、その予防はどうするべきかが物理化学の理論をもとに書かれています。大変勉強になり、生物学を基本としている私たち医学者とは90度視点が違うパラダイムシフトです。

    自宅前です。路上は44度!道路工事の交通整理をしている人、大丈夫でしょうか?

  • 科学的でない健康番組

    火曜日にある「たけしの家庭の医学」は話題も豊富で真面目に作られている番組なので、毎週欠かさず見ています。しかし、仮説を検証する段階になると、いつも怪しくなります。科学的でないのです。まず、医学論文にするには統計学的に効果を証明しないといけないので、たくさんの症例でデータを取らないといけませんが、番組ではせいぜい2ー3人で検証しています。それは、論文ではなく番組の信ぴょう性を示すだけという意味では目をつぶってもいいところです。しかし、問題ある論理性に欠ける展開はちょっといただけません。

    <今日のテーマ>肝臓がアルコールと関係なく線維化している人がいる。その線維化はビタミンEで改善する。<検証>肝臓に繊維化を認めた女性1名(n=1)に対してアーモンドやお茶の出がらしを炒めたものを食べてもらった。よく噛んで間食を減らした。<結果>繊維化が改善した。という展開でした。ここで問題あるのは、ビタミンEが効いたかどうか全く検証になっていない点です。ビタミンEが効くかどうかは食生活を変えることなく純粋なサプリメントの摂取で確かめなければ分かりません。

    番組でアーモンドを食べたりお茶の出がらしを炒めて食べたりしていましたが、それが効果があったかは全く不明です。むしろ間食を減らして体重を落としたことが効果的だったと思われます。なぜなら、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)という疾患があります。以前は脂肪肝は肝硬変や肝がんになることはないと信じられていましたが、現在、NASHは線維化する(肝硬変へ進行する)とわかっています。したがって、間食を減らして体重を落とすとNASHが改善して肝臓の繊維化も改善したと考えるべきなのです。昨日の晩にテレビを見た後お茶の出がらしを食べた方はいませんか?それより間食を減らして脂肪肝を改善するのが先ですよ。

    金峰山に沈む夕日。まだまだ暑いですが、日暮れも早くなり秋を感じます。