むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 「トリセツ」で肩の特集

    肩の話題を何度か書いていたところ、友人から「この前のNHK『トリセツ』で肩の特集をやっていましたよ」と教えてもらいました。
    さっそくNHKプラスでチェックしてみたところ、まだ視聴可能だったので早速観ました。教えてくれてありがとう!

    番組によると、肩の不調がある人の多くは、肩甲骨と上腕骨の動きのバランスが崩れているそうです。理想的には、肩甲骨:上腕骨の動きが「1:2」の比率で連動するのがよいのですが、多くの人は肩甲骨の動きが悪く、上腕ばかりが無理に動いてしまうのだとか。それが肩の不調の原因になるとのことでした。

    まさに、昨日ストレッチ専門店で肩甲骨まわりをケアしてもらったとき、「肩甲骨がまったく動いていませんね」と言われたばかりでした。45分間の施術の結果、肩甲骨の可動域が広がり、これまでで一番軽くなったと感じています。この状態を維持できるよう、日々のストレッチも継続していきたいと思います。
    昨日は上半身だけのストレッチでしたが、実は私は腰痛も時々起こります。仕事では12時間近く座りっぱなしになることもあり、腰回りの筋肉がガチガチなのは間違いありません。毎日チョコザップで走ってはいますが、今後は骨盤まわりのストレッチも取り入れていきたいと思っています。

    それにしても、今日は本当に猛烈な暑さでした。ニュースでは熊本市内で37度を記録したそうです。昼休みに訪問診療で車を運転していたのですが、車のエアコンがまったく効かず、あまりの暑さに朦朧としそうでした。明日の天気予報では、菊池地方はなんと40度の予想。とんでもない猛暑になりそうです。
    日中の外出はもはや危険なレベルです。部活動に励む学生さんや、高校野球の選手・応援の皆さん、また万博など屋外イベントに参加される方々も、熱中症にはくれぐれもご注意ください。

  • 整体+ストレッチが効いた

    3連休、皆さんは有意義に過ごせましたか?
    私はというと、妹夫婦が帰省してきたので実家で食事をしました。義弟は現在インドに単身赴任中なのですが、久しぶりにちょうど帰国してきて、会うことができました。
    彼曰く、「熊本のほうがインドより暑い!」とのこと。きっとインド人もびっくりの暑さでしょう。

    私はインドに行ったことはありませんが、以前シンガポールのインド人街に家族旅行で訪れたことがあります。そのとき、大きな葉っぱの上に盛られたカレーとご飯を、右手の指で混ぜて食べるという体験をしました。普通はスプーンを使いますが、インドでは「手で一度味わい、口でもう一度味わう」と聞いたことがあります。
    一方、日本のインド料理店では、ナンが主に出てきますね。これは日本独特のスタイルではないかと思っていたのですが、義弟に聞いてみたところ、インドでも米もナンも両方食べるけど、日本のインド料理屋のようにナンが出てくることはないとのこと。
    インド北部では小麦文化なのでナンを、南部では米が取れるためご飯を主食とするのだそうです。
    ちなみに熊本市内にはスリランカカレーのお店が数件ありますが、スリランカはインドよりもさらに南に位置しています。やはりスリランカカレー店では、カレーライスが主流のようですね。

    さて、この3連休は、私にとって「自分メンテナンス」の時間でもありました。
    先日ブログでも書いたように、整体に通い始めたのですが、今回も頚肩を中心にしっかりほぐしてもらいました。
    おそらく筋膜リリースの手技だと思われます。以前、私も教科書で筋膜リリースを学んだことがあるのですが、今回実際に施術を受けて、その手技がよく理解できました。やはり上手な人にやってもらう方が圧倒的に効果的ですね。さらに、セルフストレッチの方法も教えてもらい、時間があるときに自分でも実践してみました。

    今日は、せっかくなので、ストレッチ専門店にも行ってみました。
    肩甲骨まわりを中心に、肩をひねったり回したり引っ張ったり、いろいろな方法で一つひとつの筋肉を丁寧にほぐしてもらいました。
    日ごろ、パソコンの画面をにらみながら右手でマウスを操作し、同じ姿勢で長時間仕事をしているため、肩や関節がすっかり固まっていたようです。
    緩めてもらって初めて、そのことに気づきました。施術のあとは、車検を終えた車のように、関節が軽やかに、伸びやかに動くようになったのは不思議です。
    しばらくは、定期的にストレッチにも通ってみたいと思います。

  • 夏本番、生活リズムを大切に

    学校もいよいよ夏休みに入りましたね。にわかには信じがたいですが、ここからが夏本番です。
    今日も気温は36度を超え、外に出るだけで頭がクラクラしてします。ほんの少し車で外出しただけなのに、頭痛がするほどの暑さです。皆さんも、熱中症にはくれぐれもお気をつけください。

    私はというと、昨年の猛暑対策で購入した冷風扇を、今日ついに引っ張り出しました。小さな卓上サイズで、水を入れてスイッチを入れるとミストが噴き出し、それが気化する際に熱を奪って、ひんやりとした風を送ってくれる仕組みです。
    思った以上に涼しく、一度使うと手放せなくなります。そのおかげで、室内のエアコンも少し高めの温度設定にできて、財布にもやさしい気がします。

    さて、当院に通っている学生さんたちには、いつも同じことをお伝えしています。
    それは、「夏休みだからといって、夜ふかしや朝寝坊をしないように」ということ。生活リズムを崩さず、一定のペースを保つことがとても大切です。いったん乱れてしまったリズムは、なかなか元に戻りません。2学期の始まりを気持ちよく迎えるためにも、夏休みのあいだも日々の生活リズムを意識して過ごしてみてください。

    明日は「海の日」ですね。皆さんはどんな予定を立てているでしょうか。
    私は最後に海に行ったのがいつだったか、思い出せません。海と山、どちらが好きかといえば「山」派です。海が嫌いなわけではありませんが、東区に住んでいると阿蘇方面の方がアクセスしやすく、つい山にばかり足が向いてしまいます。

    でも実のところ、海でも山でもなく「街」がいちばん好きかもしれません。美味しいものや面白いものがたくさんあって、刺激があって楽しいからです。

    体調管理には十分気をつけながら、それぞれの「夏」をぜひ満喫してください。

  • 2回目の整体

    先週、下通のマッサージ店で整体を受けたところ、長く続いていためまいが一発で治ったことをブログに書きました。あまりに感動的な治療効果だったため、続きをお願いしようと、また行ってきました。

    今回は、たまたま店長さんと思しき方に当たり、45分の「もみほぐしコース」をお願いしたのですが、実際はもみほぐしとは程遠い、本格的な整体施術でした。

    「肩こりがつらいんです」と伝えたところ、まず全身をチェックされ、「腰が硬すぎて肩の筋肉を引っ張っていますね」と指摘されました。そこから腰、骨盤、下肢の筋肉を重点的に矯正していただき、後半は肩甲骨まわりを丁寧にほぐしてもらいました。

    お店の名前は「リラックス・マッサージ」ですが、施術中、心の中で「イテーッ!」と叫んだのは100回くらいだったと思います(笑)。

    しかし終わってみると、腰も肩もすっかり軽くなり、帰り道の下通を歩く足取りも軽快。予想をはるかに超える本格的な施術に、また驚かされました。おかげで今夜もぐっすり眠れそうです。


    整体の店からほど近いところに「戯(たわむれ)」という小料理屋があり、店主は高校時代の同級生です。数年ぶりにふらっと立ち寄ってみたところ、奥さんも私のことを覚えていてくれていて、その記憶力に感銘を受けました。

    小さなお店なので、他に2組しかお客さんがいませんでしたが、たまたまどちらも仕事関係の知り合いで、改めて「熊本は狭いなぁ」と実感しました。


    どの業界も、人手不足と物価高騰が深刻です。飲食業界も例外ではありません。人材の確保が難しい上に、食材費の高騰もあり、販売価格にどう転嫁するかは大きな悩みどころでしょう。

    価格は据え置きのまま、料理の量が少しずつ減っているお店も多く、昔は同じ値段でお腹いっぱい食べられた記憶がある分、最近の料理が“こじんまり”していてがっかりすることも増えてきました。

    高級店ではこれ以上の値上げが難しいと感じている一方、チェーン店は大量仕入れのスケールメリットで価格を維持できているところも多く、飲食業界は徐々に「二極化」しているようにも思えます。

    今日、いただいた「戯」での食事は以前と変わらず、いや、以前よりより磨きがかかった上品な味で大満足でした。

    東郵便局近くのだご汁専門店「ここのつ」のランチ

    最近ご飯の写真ばかり載せているのは、暑くて綺麗な花があまり咲いていないからです

  • 検査データの解釈は難しい

    カレンダーを見ると、いつの間にか3連休。
    毎日、その日その日の仕事に集中しているので、「連休だから何かしよう」といった計画を立てる間もなく、気がつけば連休に突入していました。

    お休みといえば、当院は1ヶ月後のお盆休み(8月13日~15日)を休診とさせていただきます。ホームページのお知らせ欄にも記載しておりますので、お間違いのないようお願いします。今週お薬を取りに来られた方には、お盆期間にかからないよう、処方日数を調整させていただきました。

    さて、今週は「胸が痛い」「動悸がする」など、一見すると循環器(心臓)関連と思われる新患の方が多く来院されましたが、実際には心疾患以外のケースがほとんどでした。その中で、24時間(ホルター)心電図の検査によって重度の不整脈が見つかった方もおられ、早期発見に役立ったことにホッとしました。
    また、「熱中症かと思ったらコロナだった」というケースもありました。最近はコロナも再び増えており、こうした鑑別が重要になっています。

    患者さんが多いと、どうしても一人ひとりに割ける時間が限られてしまいます。しかし、限られた時間の中でも必要な検査をピンポイントで行い、的確に診断できたときは本当に安心します。逆に、あれこれ検査しても原因がつかめないときは、最も悩ましい瞬間です。

    そして今日、非常に興味深い症例がありました。
    腎機能が低下しており、大病院で長く経過を追われているという方が、10年分もの採血データを持参されました。その病院では、eGFR(推算腎機能)をグラフにプロットし、「数値がどんどん低下している=腎機能が悪化している」と説明されたそうです。

    ところがよく見ると、10年前のeGFRは120ほど、最近は80くらい。確かにグラフに線を引けば急降下しているように見えますが、現在のeGFRが80であれば、通常は「腎機能が悪い」とは言いません。

    そこで、「このeGFRが120もあった頃、すごく痩せていたりしませんでしたか?」と尋ねたところ、「ちょうどその頃はバセドウ病の治療中でした」とのこと。なるほど、それで合点がいきました。
    バセドウ病により甲状腺機能が亢進していたとき、体内では“過剰ろ過”が起きており、eGFRが一時的に非常に高くなっていたのです。つまり、腎機能がどんどん悪化しているのではなく、甲状腺機能が正常化するにつれて、eGFRも正常な範囲に落ち着いてきた、と考えるべきなのです。

    やはり、データの解釈は“パッと見”で判断せず、背景や経過、そして他の可能性をきちんと考慮することが大切です。今日もまた、データの裏に隠れた「物語」を読む大切さを実感した一日でした。