むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 街はRKKの祭りで大賑わい

    この日曜は特に予定を入れていなかったので、少し涼しくなった阿蘇までドライブしました。いつものように久木野の「四季の森温泉」で朝風呂とサウナを楽しんだあと、俵山の「萌の里」に立ち寄りました。
    ちょうど、ひまわりとコスモスが同時に咲いているという不思議な光景で、今が見頃のようです。

    午後は「Dr.ストレッチ」に行き、今日も悲鳴をあげそうなくらい痛いのをぐっと我慢して、いろんな関節をぐるぐると動かしてもらいました。だいぶ体も柔らかくなってきた気がします。
    体づくりをしておくことで、肩こりの予防だけでなく、腰痛、頭痛、神経痛などの予防にもつながると思われます。1時間以上丁寧に施術してもらい、痛いながらも気分よく終了しました。

    今日は街のあらゆる駐車場がどこも満車で、「一体どうなっているんだろう?」と思ったら、サクラマチ前の公園でRKKのイベントをやっていました。
    いろんな番組に関するブースが出ていて、『週刊山崎くん』とコラボした食べ物などの企画商品もたくさんあり、ものすごい人出でした。
    ステージではローカルタレントさんやRKKのアナウンサーが何かやっていましたが、ほとんどテレビを見ない私にとっては猫に小判。知らない人を見ても仕方ありません。

    すごい数の店が並んでいましたが、私の目についたのはホンダの新型プレリュードと、電気自動車になったN-ONEでした。実物を見られて嬉しかったです。

    先日も書きましたが、これからいくつもの講演をこなさなければならないので、残りの時間はひたすらスライドづくりに当てました。少し進展して、めどが立ってきました。

    今週から少しずつ季節も変わってきています。皆さんもどうぞ体調に気をつけてお過ごしください。

  • 起立性調節障害の漢方治療

    夕方は雨になりました。予報では、来週雨が上がった後は気温が下がるということです。毎日暑い日が続いていたので、待ちに待った秋ですね。

    土曜日の夜は、私が主催する東方医学研修会で講演をしました。講演のテーマは「起立性調節障害の漢方治療」です。

    起立性調節障害は中高生に多い疾患で、朝起きられない・めまいがする・動悸がする、といった症状があり、なかなか学校に行けない生徒さんが多く、最近では社会問題にもなっています。

    漢方ではこれを「フクロウ型体質」と言い、夜更かしや朝寝坊の傾向を持つタイプを意味します。当院ではカウンセリングなどは行っていませんが、このような体質の患者さんにはりょうけいじゅつかんとうなどを中心とした漢方治療を行っており、比較的多くの患者さんが「体調が良くなり、朝起きられるようになった」と喜ばれています。

    そのような治療内容について発表しました。

    このような発表をすると県内各地から「起立性調節障害と言われた」とのことで当院に来られる患者さんが増えるのですが、もちろん皆が皆うまくいくわけではありません。それぞれの生活スタイルや細かな体調を聞き取りながら処方を考えます。スムーズに改善する例もあれば、なかなか時間がかかる場合もあります。せっかく処方しても漢方が飲めなかったと言うお子さんもおられます。

    中には出席日数が厳しくなってから来院される方もおられますが、できれば早めにご相談いただき、余裕を持って治療されることをお勧めします。

     

    キンパプリンスの冷麺 スープがシャーベット状で冷え冷えです

  • 多忙すぎて講演の準備ができない

    忙しい1週間も終わろうとしています。振り返ってみると、今週の月曜日はスポーツの日だったのですね。すごく過去のように感じて、まさか今週の出来事だったなんて思えません。一日一日が忙しく、仕事の量が膨大で、1週間前といえば、患者さんの数で500名以上遡りますから、相当前のように感じます。先日、驚いたのは、製薬会社の方が来院され、「来週の講演、よろしくお願いします!」と言われたことです。えっ、来週何でしたっけ?僕が話すんですか?テーマは何ですか?何分くらいの予定ですか?全く記憶にありませんでした。もしかして、忙しさのあまり、ほかにも誰かに頼まれた約束を忘れているのではないかと心配になり、年明けまでの講演スケジュールを確認しました。なんと、6回も講演が入っていました。

    一つは明日、土曜日の夜に東方医学研修会という漢方の勉強会で講演をします。来週は、すっぽかしそうになった製薬会社の勉強会、11月には天草と長崎の勉強会、さらに経営者向けのモーニングセミナーで講話を頼まれていましたが、これがいつだったか日程をメモしていません。年明けには産婦人科の勉強会での講演もあります。ですが、まだ何を話すか全然考えていません。毎日診療に全力投球しているため、全く時間が取れません。夜はチョコザップで運動するのも日課なので、唯一、自由に使えるのは朝の7時から8時の1時間程度だけです。

    その時間は、診断書や紹介状、傷病手当などの書類書きが山のようにあり、そういった事務処理に当てています。講演を1時間するためには、構想とスライド作りに10時間ぐらいかかります。講演なんて受けなければよかったと思うこともありますが、立場上断れないことが多く、なんとか時間をやりくりしながらやっています。ただ、講演準備をするためには本を読んで確認したり、大事なことをスラスラと言えるように覚えたりするので、それが後々の診療にも役立っていることは間違いありません。転んでもただでは起きないという気持ちで、何事にも全力で取り組みたいと思います。

    Kimpa Prince のキンパ

  • 運命は自ら開く

    皆さんには、師と仰ぐ人物がいらっしゃいますか?
    私たち医師の場合、医学部を卒業してからすぐに独り立ちできるわけではなく、長い下積みの時期があります。その期間にどんな師に出会うか、それが将来に大きな影響を与えると思います。それは、たまたま入局した教室の先輩かもしれませんし、理想的な師に出会い、弟子入りした有名な教授かもしれません。

    私には多くの恩師がいます。
    まず、医学部卒業時に進むべき科を迷っていたとき、当時第二薬理学の助教授だった荒木先生(現在、子飼の荒木循環器院長)。次に、漢方を一から指導してくださった牟田先生(御船の牟田医院元院長)。鍼灸を手取り足取り教えてくださった長尾先生(熊本市民病院元院長)。大学院時代に指導教官だった岡嶋先生、テキサス大学でフェローとして迎えていただき、その後教官に採用いただいたTraber教授など…。恩師を数え上げるとキリがありません。

    師との出会いは、まさに運命的であると感じます。しかし、振り返ると、それは自分が選び、動いた結果でもあることに気づかされます。
    私は、漢方を学びたいと思い、牟田先生に弟子入りをお願いしました。鍼灸に関しても、長尾先生に直接会いに行き、学びたいと申し出ました。Traber教授も、サンフランシスコで開催されていた集中治療学会で直談判し、留学を決めました。これらはすべて、漠然とした願望を具体的な行動に移した結果、実現したものです。
    「鍼ができたらかっこいいな」と思い描くだけでは何も始まりません。具体的なアクションを起こすことで、イメージが実現に近づくのです。

    当院に初めて訪れる患者さんの多くは、ネットで情報を調べた結果、当院にたどり着きます。自分や家族の健康に悩み、何か解決策を探している中で、このブログが検索にヒットし、それを読んでピンときて初診予約を入れてくださる方が多いです。その行動が、長年の体調不良から抜け出すきっかけになることもあります。

    運命を切り開くのは、自分自身です。待っているだけではなく、積極的に動きましょう。

  • 種まきの重要性

    昨日書いた収穫の話の続きです。もうすぐハロウィンですね。ハロウィンはおばけや魔女のような変なコスプレをして馬鹿騒ぎをするお祭りのようなものですが、顔を彫ったかぼちゃの行灯飾り(ジャック・オー・ランタン)は季節を感じさせます。由来は日本のお盆のようなものらしいですが、時期的に収穫祭の要素も混じったお祭りです。アメリカでは、地域によっては純粋に収穫祭として行っているところもあります。

    「種を蒔く」という言葉を日常生活で考えると、二通りあると思います。一つは、見返り(収穫)を期待せずにとにかくいろんなことにチャレンジする「無償の種まき」。ボランティアに参加したり、語学を学んだり、困っている友人を助けたり。そうした行動のいくつかは、時を経て思わぬ形で実を結ぶことがあります。ときには、自分の代では何も得られなかったように見えても、子や孫の代になって恩が返ってくることもあります。返せなかった恩を別の誰かに送る「恩送り」という言葉もありますが、これも見返りを求めない種まきの一つでしょう。

    一方で、収穫の時期を決めて、逆算して計画的に種を蒔くことも大切です。農業もそうですが、仕事や研究も同じです。目標を期限までに達成するためには、スケジュールを立てて積み上げていく必要があります。私が大学院で研究をしていた頃も、テーマを大きくしすぎて4年で結果が出ないと博士号がもらえないため、上司にいつも「区切りをつけて期限内に終わるように進めなさい」と言われていました。その積み重ねが、やがて大きな成果につながるのです。

    縄文時代は狩猟生活でしたが、弥生時代になると農耕が始まりました。計画的に種を蒔き、手入れをして秋に収穫する。そうして人々は安定した暮らしを得て、人口が増えていったといいます。
    やはり「種をまく」ことは、生きることそのものなんですね。

    収穫を意識して種を蒔くことも、見返りを求めずに種を蒔くことも、どちらも大切です。どちらにも「未来を信じて手を動かす」という共通点があります。
    何もせずに収穫だけを望むのではなく、自分なりの“種まき”を続けていきたいものです。