むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 足がつった!

    昨日の夜、久しぶりに足がつりました。昨日はジムで5キロ走って、その後サウナでもたっぷり汗を流して、帰宅後水分補給はしたのですが、足りなかったのかもしれません。昨夜私の足がつった原因を分析すると、今書いたように過度の運動、脱水、ミネラルの喪失(発汗)、寝るときに足を出して寝る+エアコンの風が足に当たって足が冷えた、などが考えられます。つまり、一つの理由ではないのです。対策としても、水分補給、ミネラル補給、エアコンの風が当たらないようにする、などいろいろあります。

    偶然ですが、今日は何人も足がつるので漢方がほしいと言って来られました。皆さんに芍薬甘草湯という特効薬を処方するのですが、それで終わりではありません。芍薬甘草湯はとりあえず足の筋痙攣を止めてくれるだけで、あくまで対症療法です。体質改善で足がつらなくするにはもっと根本に迫らないといけません。ミネラル不足なら、ナトリウム(塩)、マグネシウム(にがり)などが重要です。スポーツドリンクにも多少のミネラルが入っていますが、十分ではありませんので、にがりを毎日小さじ1杯程度お茶などに混ぜて飲むか、エプソムソルトというマグネシウムの入浴剤をつかうか、あるいはマグネシウムオイルというマッサージオイル(スポーツ用品店に売ってあります)でふくらはぎをマッサージするかです。

    冷え性の人や足の血流が悪いのが足がつる原因であれば、血行改善のために当帰芍薬散(加附子)や十全大補湯(加附子)あるいは当帰四逆加呉茱萸生姜湯などを用いることで足のつる体質が改善します。このように個々の体質に応じた漢方があるのに芍薬甘草湯が効くからと連日使うと、高血圧、浮腫、低カリウム血症(偽アルドステロン症)という副作用が出てくるので注意しましょう。漢方にも結構副作用があるんですよ!