むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 漢方入浴剤

    立春を迎えました。まだまだ寒い日が続きますが、これからは一歩ずつ春めいてきます。今日、仕事終わりにふと外を見たら、まだ明るさが残っていたので驚きました。暦(こよみ)というのは、本当によくできているものです。 先日は満月でしたが、そこから約2週間経ち、月が欠けて新月(月齢ゼロ)になる頃が「春節(旧正月)」です。年賀状に「迎春」や「初春」と書きますが、まさにこの旧暦の正月にこそ、しっくりくる言葉だと改めて感じます。

    先日、養命酒で冷え性が改善した患者さんの話題を書きました。私の両親も昔、養命酒を愛飲していたことを懐かしく思い出し、久しぶりに自分でも買って飲んでいます。確かに体に良さそうな実感があり、毎晩小さなカップに1杯ずつ嗜むのが日課になりました。 そんな折、「ツムラが薬用養命酒事業を買収する検討に入った」というニュースが目に飛び込んできました。漢方の最大手が製造・販売を担えば、生薬の調達コストや手間の面でも理にかなっています。今後の展開に注目したいところです。

    ツムラといえば、入浴剤の「バスクリン」を思い出す方も多いのではないでしょうか。実は私も以前、漢方入浴剤を研究していた時期があります。開業前、当時桜十字病院の薬局にいらしたIさんの協力を得て、何十種類もの組み合わせを試作しました。 「香りが良く、肌がしっとり潤い、乾燥肌の痒みも軽減する」……そんな理想の処方を目指して、試行錯誤を重ねた結果、ついに納得のいくレシピが完成しました。名付けて、漢方入浴剤『潤美湯(じゅんびとう)』です。

    現在、当院向かいの凌雲堂薬局さんで、この処方を忠実に再現していただいています。少量からの小売りもされていますので、肌の乾燥にお悩みの方や、漢方の力で温まりたい方は、ぜひ薬局で相談してみてください。

    イオンモール嘉島にあるインド料理「ビスヌ」