当院は漢方を得意とするところから、一般的な内科クリニックとは異なる特徴を持ち、多様な患者層が来られます。もちろん通常の発熱患者さんや高血圧、糖尿病などの患者さんが最も多いのですが、そういった一般的な内科疾患に加え、コロナ後遺症で来院される方も相当数いらっしゃいます。また、冷え性やお子さんの起立性調節障害、学校に行こうとするとお腹が痛くなるといった不調も漢方が得意とする分野です。更年期障害や虚弱体質の改善もよく診ています。
漢方以外では、痛風の患者さんが多い印象です。毎日のように新たな痛風患者さんが来られます。痛風は、整形外科にいくと内科受診を勧められることが多いのですが、内科ではあまり積極的な治療を行わず、ロキソニンなどの痛み止めを処方する程度のことが多いようです。私は開業前に治療法を研究し、かなり痛みを取れるようになったため、これまで何度かブログにそのことを書いてきました。おそらく、ネット経由で当院を知り来院される方が多いのだろうと思います。
もう一つ、他の病院ではあまり見られないものの、当院では珍しくない疾患がむずむず足症候群です。医学用語では下肢静止不能症候群、またはレストレスレッグス症候群といいます。寝ようとすると足がムズムズして気持ち悪くて眠れない。仕方なくベッドサイドをウロウロ歩き回ったり、夜に散歩に出たりすることがあります。この症候群は一つの病態に限らず、3〜4つのパターンに分かれることがあり、それぞれに異なる治療法が必要です。私が開業前の職場で診療していた際、ある患者さんが「足がムズムズしてたまらない」と訴えたため、治療法を研究して処方したところ、劇的に改善しました。それがきっかけとなり、多くの患者さんが来院されるようになり、個々の病態に応じた治療が重要であることを学びました。最近では、こうした病態に合わせた治療に加え、漢方的な解釈を取り入れた治療も行っています。西洋薬の効果が不十分だったり、副作用が出て通常治療ができない場合には、漢方の出番です。

新市街のCoCo壱の2階にある干物の専門店。カウンターに並んでいる干物を選ぶと焼いて定食にしてくれます。写真はアジの干物。美味しかったですよ!
