むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 薬価引き下げで製薬メーカー苦難

    小学校時代からの友人で、毎年1回は一緒に飲みに行く友達がいるのですが、コロナで中断しており、4年ぶりの再会となりました。みんな元気で全然変わっていない。久しぶりに楽しい時間を過ごしました。4年ぶりといえば、江津湖の花火大会が4年ぶりに開催されましたね。昼頃は雷がなって雨が降ってきましたが、すぐに止んで、無事開催できました。電車通りは花火を見に行く人達の長蛇の列で、ほとんど電車には乗れなさそうでした。元気な人は歩いていましたが、浴衣姿の女性もたくさん見かけました。夏最後の週末にいい思い出となったのではないでしょうか。

    昨日のブロクで当院では漢方をたくさん使っているという話を書きましたが、使っているメーカーはツムラ以外にクラシエ、小太郎、オースギ、JPS、三和生薬などいろいろなところのを使っています。どれも同じかというと、実は違います。漢方は西洋薬と違い、ジェネリックというものがありません。先発メーカーは小太郎なのですが、他メーカーも全部先発と同じです。ジェネリックは特許切れで安く製造できるのですが、漢方のレシピは2000年ぐらい前の書物を参考に各メーカーが工夫をこらして作っています。長い歴史の中でレシピの解釈なども変遷しており、製剤化するときに使う生薬の種類やグラム数などがメーカーごとに異なっています。また、材料となる生薬の産地も中国の1級品からグレードの低いもの、あるいは国産で栽培しているものなど様々です。良い生薬を使うと効果の良い漢方ができますが、昨今中国の物価がどんどん上がっており、逆に厚労省は薬価を年々引き下げるため、逆ざやになっているものも多数あります。

    最近、西洋薬のジェネリック医薬品がどんどん欠品したり生産中止になっており、とても困っています。これも、厚労省がジェネリックを推奨しているにも関わらず、極端に薬価を下げているため採算われして製造中止などもあるようです。漢方メーカーも苦しいところですが、なんとか頑張っていただきたいと思います。

    サクラマチ