むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 仕事冥利につきる

    医師という仕事をしていて、最も嬉しい瞬間。それは、患者さんから「おかげさまで、元気になりました」という言葉をいただくときです。今日は、そんな喜びを感じる出来事がいくつか重なりました。

    「合格しました!」という最高の報告

    一つ目は、不登校気味だった中学生の患者さんです。「朝起きられず、学校に行けない」という悩みに対し、漢方薬での治療を続けてきました。 今日、そのご本人から「朝きちんと起きられるようになり、無事に高校入試に合格しました!」と晴れやかな報告を受けました。これほど嬉しいことはありません。春休みの間も油断せず、漢方を続けながら新しい高校生活への準備を整えていきましょう、とお話ししました。

    漢方の力が、心の霧を晴らした瞬間

    二つ目は、約二週間前に来院された患者さんです。これまで複数の心療内科を受診し、抗うつ薬などの治療を受けても改善が見られず、「漢方なら……」という思いで当院を訪ねてこられました。 初診時は多くの抗不安薬を服用されており、漢方の追加でどこまで改善が見込めるか、正直なところ私自身も心配になるほどでした。

    ところが今日、再診に来られたその方は見違えるほど表情が明るく、「飲み始めて一週間ほどで、元通りの体調に戻りました!」とにこやかに話してくださいました。既存の薬は変えず、漢方を加えただけでのこの変化には、私自身も驚くと同時に、漢方の持つ可能性を改めて実感しました。

    数十年ぶりの再会:幼馴染との時間

    三つ目は、懐かしい人との再会です。小学1年生の時に同じクラスだった同級生が、何十年ぶりかに私を訪ねてきてくれたのです。 「職場の部下の健康状態が心配なので、診てほしい」と、部下の方を連れての来院でした。

    私の記憶の中では、一緒に野球や鬼ごっこをしていた当時の姿のままでしたが、目の前の彼は立派な大人になり、部下を思いやる素晴らしいリーダーへと成長していました。雑談を交わすうちに、当時の記憶が鮮やかに蘇り、胸が熱くなりました。 一日に100人近い方とお会いする仕事をしていると、たまにこうした珍しい再会があります。懐かしい友人の頼みとあれば、できる限りの力になりたいと思うものです。

    年度末を乗り切るために

    2月も間もなく終わりを迎えます。 これからの時期は入試や卒業、引っ越し、転勤など、生活環境が劇的に変わる季節です。職場でも年度末の追い込みで、心身ともに疲弊している方が少なくありません。

    風邪などの感染症はもちろんですが、過労やストレスによる体調不良にも十分な注意が必要です。一年の中でも特に無理をしやすい時期ですので、どうかご自身の体を労わってください。 「仕事が手につかない」「体が重い」と感じる時は、我慢せずに早めにご相談ください。打つ手はいろいろあります。一人で抱え込まず、一緒にこの年度末を乗り切りましょう。