少しずつ暖かくなり、当院でも花粉症の患者さんが増えてきました。
以前からお伝えしている通り、花粉症の予防には「ビタミンD」が非常に有効です。ビタミンDは処方薬ではなく市販のサプリメントとして入手可能ですが、選び方にコツがあります。市販品は1日1,000単位(IU)のものが多いですが、花粉症の予防には1日5,000単位程度の摂取が望ましいとされています。
毎年花粉症に悩まされている方は、抗ヒスタミン薬だけでなく、ぜひビタミンDの併用を検討してみてください。飲み方がわからない場合は、受診の際にご相談いただければと思います。また、当院に通院中の方で花粉症の症状が出た方は、他科を受診し直さなくても当院で抗ヒスタミン剤や点鼻薬を処方できますので、お気軽にお申し付けください。
インフルエンザ・コロナへの備え
私が校医を務めている中学校では、現在インフルエンザの猛威による学年閉鎖が起きています。当院にも毎日、相当数の発熱患者さんが来院されています。暖かくなってきたとはいえ、感染症にはもうしばらく注意が必要です。
インフルエンザワクチンはすでに終了していますが、今からでも免疫力を高めることは可能です。ここでも先ほどの「ビタミンD」が役立ちます。日頃から摂取することで、呼吸器感染症にかかりにくくなることが知られています。この時期、予防のために飲んでおくことをお勧めします。
「女性の痛み」と漢方の力
本日は診療後、産婦人科漢方研究会にて講演の依頼をいただいています。今回のテーマは「女性の痛みを漢方で治す」です。
頭痛、腹痛、月経痛、さらには指の第一関節が痛むヘバーデン結節など、長引く痛みに悩む女性は多くいらっしゃいます。漢方薬は副作用が比較的少なく、長年の痛みが劇的に改善するケースも少なくありません。
この分野では大豆イソフラボンやエクオール、プラセンタといったサプリメントや注射も普及しています。私の経験上、漢方薬は結構効くと感じていますが、状況に応じてこれらを併用するのも一つの手です。また、痛みの原因が更年期障害にある場合は、産婦人科での「ホルモン補充療法」が非常に効果的なこともあります。
治療法を一つに絞り込まず、多方面からのアプローチを検討することが、痛みのない日常への近道だと考えています。
お通しのもずくとこんにゃく:絶品でした 中央街「焼鳥すずや」

