むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 忙しいときは手抜きを工夫する

    9月に入り、少し診察にも余裕が出てきました。お盆休み明けの8月後半の2週間は、連日100名を超える患者さんで目まぐるしく働き、振り返れば限界に近い働き方だったと思います。一昨日ひどいめまいに襲われたのも、その無理がたたったのかもしれません。

    家に帰っても「食べて寝るだけ」。それに加えて、チョコザップでは「お掃除会員」になっているので、最低でも月12回は行こうと決めており、どんなに疲れていても15分とか30分だけ運動に出かけました。その結果、家のことは本当に最小限に。
    「今度しよう、後でしよう」と後回しにしたことが山のように溜まっていました。掃除なんてルンバに頑張ってもらえばいいのに、気持ちの余裕がないとスマホでルンバを作動させることすら面倒に感じます。

    この土日で溜まっていたToDoをほとんど片づけました。掃除も終わったし、必要なものの買い物にも行った。小豆の甘酒も作ったし、毎日食べるゼリーも作った。一つ一つは大したことないのに、仕事が忙しすぎるとまったく手がつかなくなるのです。

    実はこういう悩みは、患者さんからもよく聞きます。たとえば子どもが生まれて間もないお母さん。子育てに時間を取られて自分のことができない。それなのに夫は手伝わないどころか、世話が焼ける存在になってしまう。そんな苦労の中で、イライラしたり涙が出たり、朝起きられなくなったり、心身にいろいろな不調が現れます。本当は休むのが一番ですが、それが難しいことも多い。そんなときは実家の親に頼るとか、誰かに助けを求めることが大事です。自分ひとりで抱え込むと身動きが取れなくなります。

    大事なのは「完璧主義を捨てること」。ご飯を作らずに外食したり、お惣菜を買ってきてもいいのです。最近はお惣菜コーナーの品ぞろえも驚くほど豊富で、栄養バランスも心配ありません。クリニック近くのゆめマートやトライアルの棚を見れば、「もう自分で作る必要ないのでは」と思うほどです。アメリカでは自宅で料理をしない家庭も多く、多くの人が電子レンジだけで暮らしています。そこまで見習う必要はありませんが、忙しいときには「手抜きの工夫」を考え、自分にそれを許してあげることが大切です。