むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • パクチーの生け花

    皆様、パクチーはお好きですか? 私はベトナム料理やタイ料理などのエスニック料理を好んで食べるので、パクチーも大好きです。先日、俵山の「萌の里」へ行ったところ、パクチーが売られていたので早速買ってきました。

    驚いたことに、そのパクチーには立派な根っこがついていました。「もしかして、これを植えたらまた葉が伸びてくるのではないか」と思い立ち、上の3分の2ほどを料理に使い、下の方の葉を残してみました。いきなり土に植えては枯れてしまうかもしれないので、まずは水を入れた瓶に挿してみることにしたのです。

    すると、まるで花を活けたかのように、テーブルの上のパクチーがなんとも言えない「命の輝き」を放ち始めました。その姿があまりに愛おしく、大切に育ててみようと心に決めたところです。

    リビングにある小さな小瓶のパクチーひとつで、これほどまでに部屋が生き生きと輝くのですから、植物のパワーというのは計り知れません。そこには、造花では決して味わえない「生命の力」が宿っているのだと感じます。

    これほど小さな植物でも人に癒やしを与えてくれるのですから、週に一度でも阿蘇のような大自然へ足を運び、野山を歩いたり、露天風呂で森の空気を吸いながら鳥の鳴き声を聞いたりすることが、いかに心身をリフレッシュさせてくれるかは言うまでもありません。

    阿蘇まで行くのが難しければ、近所の公園や家庭菜園でも十分です。テーブルの上のパクチーに比べれば、その何百倍もの植物たちがパワーを与えてくれるはずです。

    海外のドラマを見ていると、屋外のテーブルで食事を楽しむシーンをよく目にします。友人たちと外でお茶を飲んだり、バーベキューをしたりするのは、室内で過ごすよりもずっと美味しく、開放的な気分になれるものです。 日本では「外は暑すぎる、あるいは寒すぎる」「蚊に刺されるのが大変」といった事情から、野外での食事は敬遠されがちかもしれません。しかし、梅雨入り前の今の季節は、外でコーヒーを飲みながらぼーっと過ごすのには最高な時期です。この週末は天気も良さそうですので、そんな時間を少しでも作ってみてはいかがでしょうか。

    さて、テレビをつけると、熊本地震から10年という話題がしきりに報じられています。節目となる今週、土曜日にはブルーインパルスが熊本の上空を舞い、復興を祝ってくれるというニュースがありました。

    中東など紛争が続く地域では、戦闘機の音は恐怖の対象でしかありません。しかし、こうしてみんなで空を見上げ、その飛行を心待ちにできるというのは、何とも平和な日本ならではの光景ではないでしょうか。 当クリニックもおそらく飛行ルートに近いと思われます。轟音が聞こえたらすぐに外に出て、その雄姿を目に焼き付けたいと楽しみにしています。