韓国ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』を、配信終了前に無事見終えることができました。毎日根を詰めて視聴し続けていたため、最終回を見届けた今は、すっかり「チャングムロス」の状態です。
次に見たいドラマがすぐには思い浮かばないため、以前から視聴していて一旦中断していた作品(アメリカや韓国のドラマなど、いくつか並行していたもの)を再開しています。また、チャングムに没頭するあまり後回しになっていた家のことや、継続中の「断捨離」にも、この週末から改めて取り組みたいと思っています。
さて、今日の診療後には医師会の会合がありました。もう10年近く担当している「学校心臓検診」の班会議です。
学校心臓検診は、小・中・高校生の入学時に実施される心電図検査の判読や、異常が見つかった生徒への精密検査(二次検診)を行うものです。例年4月から5月の健診時期に合わせて実施されます。
その主な目的は、二つあります。
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事故の未然防止: 生まれつきの心臓病や、命に関わる危険な不整脈体質を早期に発見すること。
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活動制限の適切な判断: 多少の異常がある場合でも、学校生活でどの程度の活動が許容されるかを医学的に判断すること。
慎重になりすぎて「体育はすべて見学」と一律に制限してしまうと、お子さんの貴重な成長の機会を奪い、将来の不利益を招くことにもなりかねません。そのため、心臓の疾患リスクと授業の有用性を天秤にかけ、一人ひとりに対して「どこまでの活動なら可能か」を考え、指示書を作成する。これが私たちの重要な仕事になります。
実際に検診に携わるのは、その多くが循環器の専門医です。しかし、私たちが日頃診療しているのは主に成人の狭心症や心筋梗塞などであり、検診の対象となるお子さんの「先天性心疾患」は、本来「小児循環器科」という別の専門領域になります。
小児専門のドクターは人数も限られているため、私たち循環器専門医が研鑽を積みながら携わっているのが現状です。私自身も検診に参加し始めた当初は、ガイドラインを何度も読み返し、判断基準を一から勉強しました。
そこで今回、近年のAIの発達を活かしたある試みを思い立ちました。 GoogleのカスタマイズできるAI(NotebookLM)に学校心臓検診ガイドラインを学習させ、チャット形式で質問することで、根拠に基づいた回答を即座に得られるシステムを作ってみたのです。模擬症例を入力して、判断を相談してみたところ、見事な回答が返ってきました。今年の検診には、早速この「AIアシスタント」を携えて臨みたいと思います。

萌の里の春爛漫 桜とツツジと菜の花
