むらかみ内科クリニック

院長ブログ

BLOG

  • AIとアイディアの壁打ちをする

    今日も一日、雨でした。気温も低めで、ここ最近の暑さを考えると、涼しく快適に過ごすことができました。昼に訪問診療へ出かけるときも、久しぶりに車のエアコンがよく効いていました。今年の夏は本当に暑かったので、往診に出かけるたびに汗だくになっていましたが、今日は車の中も快適です。「辛かった夏の訪問診療も、やっと終わったな」そんな気分になりました。

    最近、私はChatGPTを話し相手にして、漢方の講演などをするときのアイデアを一緒に練り上げる、という使い方をしています。先日も、当院に漢方の勉強に来ている先生から、「先生はどうやって、あんなふうにChatGPTにプロンプトを書いているんですか?」と聞かれました。そこで、その先生にも使っていただけるように、私が実際に講演の構想を練るときに使っているようなプロンプトを書いてみました。ChatGPTから返ってきた内容を見てみると、なかなか興味深いものでした。

    以前は、講演を頼まれると、「何を話そうか」と考えるところから始まり、そこから構想を練って、スライドを作って……という作業にかなりの時間がかかっていました。それが、AIと相談しながら進めることで、かなり短時間で構想をまとめられるようになったと感じています。

    その先生が実際にどのように使われるのかは分かりませんが、こういう使い方はなかなか便利だと思います。

    「こういう講演をしたいのだけれど、どんな構成がいいだろう?」「このアイデアについて、別の視点はないだろうか?」「この話をもっと面白くするにはどうしたらいいだろう?」といった具合に、相談相手としてAIを使ってみるのもおすすめです。こうしてAIとやり取りしながら、自分の頭の中にあるアイデアを膨らませ、形にしていく。いわゆる「アイデアの壁打ち」ですね。テニスの練習で、壁に向かってボールを打つと、ボールが返ってきます。AIとのやり取りも、それと似ています。AIに答えを出してもらうというより、自分の頭を整理するためにAIを使う。私は最近、この「壁打ち」がかなり気に入っています。

    ところで、このところ当院では、心療内科系のご相談がかなり増えてきています。以前から当院にかかっている患者さんについては、これまでどおり、特に制限なく心療内科的なご相談もお受けしています。一方、全く新規の患者さんについては、申し訳ありませんが、原則として心療内科を主訴とする診療は制限させていただいています。これは、心療内科の診察にはどうしても時間がかかるためです。

    新規の患者さんをたくさんお受けすると、現在通院してくださっているかかりつけの患者さんの待ち時間が長くなってしまいます。そのため、現在は当院のかかりつけ患者さんを優先しています。ただ、最近は、「心療内科や精神科に予約を取ろうとしたら、1〜2か月先まで予約が取れなかった」「それまでの短期間だけでもいいので、漢方薬や睡眠薬を処方してもらえないだろうか」といったお問い合わせも増えています。本当に困っている方が多いのだと感じます。そこで、完全にお断りするのではなく、状況によっては例外的に対応しています。例えば、心療内科的な問題を背景にしていても、「頭痛がひどい」「腹痛が続いている」「眠れない」「動悸がする」など、身体症状の治療をまず希望されている場合には、診察して対応できることがあります。また、かかりつけの先生から紹介状がある場合なども、まずはご相談いただければと思います。

    ただし、通常のかかりつけ患者さんの診療が優先となりますので、新規の心療内科系の患者さんを大人数お受けすることはできません。この点については、ご理解いただければと思います。