むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 標準的感染予防策について

    そろそろ連休明けの忙しさも一段落したかと思っていましたが、今日も100人を超える患者さんが来院され、相変わらず忙しい一日となりました。

    次第にインフルエンザの患者さんも増えてきていますが、検査をしてもインフルエンザや新型コロナではない、いわゆる普通の風邪の患者さんの方がまだ多い状況です。このところ朝晩はかなり冷え込むようになってきました。寒暖差も大きくなっていますので、体調を崩さないよう、皆さんもお気をつけください。

    さて、今日は忙しい診療が終わってから、糖尿病治療についての勉強会に参加しました。

    どのクリニックも連休明けで忙しいことに加え、月曜日で天気も悪かったため、最初は参加者がかなり少なかったのですが、時間が経つにつれて少しずつ人が集まり、最終的には盛会となりました。内容も非常に実臨床に役立つ、良い勉強会でした。

    普段の勉強会では、大規模臨床研究の結果をもとに「どの薬を選択するか」といった話や、最新の治療についての話が多くなります。もちろんそれも重要なのですが、今日は「効果があると分かっている薬を、実際の患者さんにどう使うか」という、より臨床に即したお話でした。

    薬の特徴を頭では理解していても、実際に患者さんへ処方するとなると、どのように使えばよいのか迷うことがあります。こうした実践的な勉強会は、日々の診療に直結しますので、企画していただいた先生方には本当に感謝したいと思います。

    さて、話は風邪に戻ります。

    私たち医療従事者は、毎日たくさんの風邪の患者さんを診察しています。それでも、患者さんから風邪をもらうことは意外と多くありません。その理由の一つは、感染対策をきちんと行っているからです。医療現場では「スタンダードプリコーション(標準予防策)」という、感染症の有無にかかわらず、すべての患者さんに対して行う基本的な感染対策があります。実は今日の昼休みにも、製薬会社の方にお願いして、この感染対策についての勉強会をしていただきました。

    その中でも、やはり基本になるのは手指衛生です。患者さんを診察するたびに手を消毒したり、必要に応じて手を洗ったりします。一日に何十人、時には100人以上の患者さんを診察していると、つい「これくらいなら大丈夫だろう」と気を抜きたくなることもあります。しかし、感染対策は一日を通して、一人ひとりの患者さんごとにきちんと行うことが大切です。

    よく「うがい・手洗い」と言いますが、標準予防策の中心となるのは手指衛生です。うがいをすれば手洗いの代わりになるわけではありません。それよりも、外から帰ったときや食事の前、そして感染リスクのある場面では、こまめに手を洗う、あるいはアルコールで手指を消毒することを習慣にする方が大切です。

    そしてもう一つ大切なのが、十分な睡眠と栄養をとることです。感染症を完全に防ぐことはできませんが、睡眠不足や過労、強いストレスなどで体調を崩さないようにすることは、健康を維持するうえで重要です。

    特別に難しいことをする必要はありません。医療従事者が日常的に行っている基本的な感染対策を、できる範囲で皆さんの生活にも取り入れていただくと、これからの風邪やインフルエンザの季節を元気に乗り切る助けになると思います。具体的な標準予防策については、検索してみてください。

    CASSという韓国ビールは美味しかったです!