熊本での地震から、ついに1週間が経とうとしています。
余震はちょこちょこありますが、10年前のような2回目の本震は幸いにも来ず、なんとかこのまま収まってくれそうです。
当院にも、いつも通りの患者さんの賑わいが戻ってきました。忙しくなってきましたが、皆さんそれぞれ大変な状況の中で、不安や不眠など、体調の変化について相談される方も増えています。
「一時的なものだから、しばらく様子を見る」という考え方もあります。
しかし、毎日不安な気持ちで過ごしていると心も穏やかではありませんし、やりたいことがあっても手につかなかったり、食欲が落ちたりと、生活のさまざまな面に影響が出てくることがあります。
そういう場合には、漢方にも不安や緊張を和らげる目的で使われる処方がありますので、症状に応じて治療を行うことができます。もともと不安症などで通院されている方には、一時的に抗不安薬などを追加することもあります。
不安障害の治療では抗うつ薬を使うこともありますが、こうした薬を普段から服用している患者さんとお話しすると、「地震のときは不安もあったけれど、もう大丈夫です」と言われる方が案外多くいらっしゃいました。
普段から治療を受けている方のほうが、今回のような強いストレスから比較的早く立ち直っているような印象を受けます。
10年前の熊本地震の経験では、不安や不眠がかなり後になってからも続く方がいました。
今は気が張っていて、片付けなどに追われる中で、自分の体調不良に気づいていないだけかもしれません。時間が経って緊張が緩んだ頃に、疲れや不眠などの症状が出てくることもあります。
もし心身の不調が続くようでしたら、どうぞ遠慮なくご相談ください。
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さて、私は東洋医学会の会員ですが、今年の総会は富山県で開催されました。
さすがにクリニックを休んで富山まで学会に参加するのは現実的に難しく、今回は現地参加を断念しました。
ところが、会費を払っておけば、後から録画配信を視聴できることがわかりました。そこで参加費を支払っておいたところ、ちょうど今月1日から学会の模様がネットで見られるようになりました。
内容を見てみると、プログラムは非常に充実しており、シンポジウムをはじめ、さまざまな講演があります。
現地で参加すると、飛行機の時間などもあり、すべてを聴くことはなかなかできません。また、シンポジウムが複数の会場で同時開催されていれば、そのうち一つしか聴くことができません。
その点、オンライン配信なら、自宅にいながらすべての講演を網羅して勉強することができます。これは非常に画期的なことだと思います。
しかも、会場で聴くより勉強しやすい面もあります。
大事なところでは一時停止してメモを取ったり、分からなかったところを遡ってもう一度聴いたりすることができます。
こうしたオンラインでの学習方法がコロナ禍をきっかけに定着したことは、とても良いことだと思います。
月始めなのでレセプトのチェックもしなければなりませんが、今回の学会配信もできればすべて視聴したいと思っています。
なかなかまとまった時間は取れませんが、診察の合間や朝晩の隙間時間を利用して、少しずつでも精一杯勉強していきたいと思います。

週末、ライ麦とココアでパウンドケーキを焼いてみました。中には胡桃やアーモンドが入っています♪