むらかみ内科クリニック

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  • ロジカルクッキングに挑戦

    勝間和代さんの著書の中に、「ロジカルクッキング」に関する本がいくつかあります。

    ロジカルクッキングとは、調理の味付けを「大さじ1」や「塩少々」といった大雑把な方法ではなく、食材の重さを正確に測り、その分量に見合った塩や醤油を計量器で0.1g単位まで正確に測って加えることで、失敗のない味付けを実現するという考え方です。

    これはホットクックで自動調理をする際にとても役立ちます。なぜなら、ホットクックは最初に材料や調味料をすべて入れてスタートボタンを押せば、自動で調理が完了するからです。途中で蓋を開けて味見をしたり調整したりすることも可能ですが、せっかく密閉された状態で加熱されているので、なるべく蓋は開けない方が美味しく仕上がります。そのため、最初の段階で間違いのない味付けをしておくというのは、とても合理的な方法なのです。

    勝間さんが本に書かれている内容は理論的には理解できるのですが、実際にやってみようとすると意外と面倒です。野菜や水の重さを測り、必要な塩分量を計算し、その量の塩を電子天秤で正確に量って鍋に入れなければなりません。慣れれば流れ作業のようにできるのでしょうが、とにかく一度やってみないことには分かりません。

    そう思っていたところ、今日面白い本を見つけました。勝間さんではなく別の方が書いた、ホットクックを使ったロジカルクッキングのレシピ本です。この本にはさまざまなメニューの作り方が紹介されており、必要な塩分量も「大さじ1」ではなく、「塩何パーセント」という形で表記されています。

    また、ホットクックにはあらかじめ多くの自動調理プログラムが用意されていますが、自分が作りたい料理に対応するメニューがない場合もあります。そうした時に、どのプログラムで代用できるのか、あるいは手動設定の方が美味しく作れるのかといったアイデアも満載でした。

    こうした裏技的な知識は、自分で試行錯誤すればたどり着けるかもしれません。しかし、本を読むことでその試行錯誤の過程を省略し、一気に答えを得ることができます。まさに、人が時間をかけて積み上げた経験や工夫を、本代という形で買うことができるわけです。大変な時短になります。

    実際に読んでみると、目から鱗の調理法がたくさん紹介されていました。中でも驚いたのは、1回の夕食作りでホットクックを連続して5回使うという話です。

    なぜそんなことができるのかというと、1回あたり10分程度で完成するメニューを次々と調理していくからです。

    私も早速試してみました。

    1. 小松菜とツナ缶の炒め物
    2. ゴーヤチャンプルー
    3. 鮭の切り身のソテー
    4. 煮卵
    5. 玄米を炊く前の低温発芽

    これらをホットクックで調理してみました。ホットクックに材料をセットし、その間に1品をフライパンで作っていると、10分ほどで2品が完成します。その2品を食べている間に次の1品を作れば、その日の夕食はほぼ完成です。残りのメニュー(4,5)は翌日以降のための作り置きになります。

    今回はロジカルクッキングの方法を使い、食材の重さを測って調理しました。その結果、一度で味がぴたりと決まりました。こんなに簡単に味が決まるのかと感動しましたし、塩しか使っていないのに十分美味しく仕上がっていることにも驚きました。

    今日の料理は塩分0.6%で作ってみましたが、どれも美味しくできました。ただ、私の好みとしてはもう少し薄味でもよさそうなので、次回は0.55%で試してみようと思います。

    ロジカルクッキングは確かにひと手間かかります。しかし、味に再現性があり、自分が摂取している塩分量も正確に把握できるという大きなメリットがあります。健康的で、美味しく、しかも合理的な調理法です。

    まさに理系向きの料理法だと感じました。

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