お米の値段がどんどん上がって大変なことになっていますね。報道によると約2倍になっているそうです。食べ盛りの子どもがたくさんいるご家庭では、大変な負担になっていることでしょう。どうしてこんなことになったのか、さまざまな説がありますが、正確な理由ははっきりしません。
例えば、中国などのバイヤーが農家から直接買い付け、農協を通さず輸出しているため、流通が不透明になっているという説。別の話では、大阪・関西万博での需要拡大を見越して、大阪の米問屋が相当な量を買い込んだことで流通量が減少したという説。いずれにしても、理由は明確ではありませんが、急激な値上がりによって飲食店などは大きな影響を受けているようです。
私ぐらいの年代だと、昭和の終わりか平成の始め頃に大不作の年があり、急遽タイ米などを輸入したことを覚えています。私はエスニック料理が好きなので、タイ米(ジャスミンライス)をわざわざ購入し、カレーやチャーハンに使っていました。もっと輸入が増えればよいのにと思うほどです。アメリカに住んでいたときはカリフォルニア米を食べていましたが、日本のお米と変わらないくらい美味しかったので、アメリカからの輸入が増えれば、多くの人が違和感なく食べられるのではないかと思います。
飲食店の努力によって、ご飯のおかわり自由(食べ放題)を続けているところもあるようですが、家庭での消費を控え、こうした店で食べる人が増えているとも聞きます。これでは飲食店にとっては大きな負担になります。
この機会に米の消費を抑え、豆や芋を積極的に食べることで、健康的な食生活につながるかもしれません。よく知られている健康的な食事の基本に「まごわやさしい」という言葉があります。まめ(豆類)、ごま(種子類)、わかめ(海藻類)、やさい(野菜)、さかな(魚)、しいたけ(きのこ類)、いも(芋類)を意識的に取り入れることで、糖尿病やアレルギー疾患のリスクが減る可能性もあります。
ところで、先日たまたまお会いした「宇宙の波動を感じる不思議な人」が言っていましたが、今年の夏は大雨になりそうで、その結果、今年のお米は不作となり、今後さらに値上がりするとのこと。私も、その予測は案外的を射ているのではないかと感じています。
あか根子岳 ココファンにしばる にて