メリー・クリスマス!
昼の往診の帰り道、車のFMラジオからはクリスマスソングが絶え間なく流れていました。当院でもコロナ以前は待合室にクリスマスツリーを飾っていました。しかし、コロナ禍で保健所の指示により、椅子の座れるスペースを一つおきに配置せざるを得なくなり、座席数が半分に減ってしまいました。その中でツリーを置くとさらにスペースが減るため、飾るのを断念。コロナが明けた今では、患者さんの増加に対応するため、座れるスペースを少しでも確保しようと、やはりツリーは置いていません。気づけば、もう5年以上もクリスマスの飾り付けをしていません。慌ただしい日常に、いつの間にかクリスマスの風物詩が遠のいてしまった気がします。
そんなクリスマスイブの夜、診療を終えた後はTVの収録がありました。
TKUの「医療大百科」という5分間の番組です
(番組紹介:https://www.tku.co.jp/pgm_info/kenrepo/)。
医師会からの割り当てで、来年1月13日放送分の撮影に参加しました。テーマは「高血圧」。日々の診療で患者さんに「減塩しましょう」「運動しましょう」と呼びかけている内容を短くまとめたものです。
事前にディレクターさんへメールでアイディアを送ったところ、それをもとに台本が作成され、昨日手元に届きました。しかし、診療が忙しすぎて事前に目を通す時間がなく、本番直前の読み合わせで初めて内容を確認しました。その際、しっくりこない箇所がいくつかあり、その場で台本を書き直して対応しました。
正直なところ、「送られてきた台本を事前にチャットGPTで読んでもらい、感想や訂正をもらっておけばよかった」と思いました。いまや生成AIは私たちの文章をプロフェッショナルなレベルに引き上げてくれます。テレビ局の皆さんも、もっとAIを活用したらいいのになと思います。