むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 大掃除の季節

    訪問診療でまちなかを運転していると、百均のダイソーは駐車場が満車状態です。いつもお客さんが多いのは事実ですが、この時期、みんながダイソーに行くのは大掃除のためではないかと想像します。

    大掃除といえば、普段なかなか手が回らない場所の掃除が思い浮かびます。例えば、台所の換気扇フードや電子レンジ内部の清掃、窓拭き、お風呂の側溝のカビやぬめり取りなどです。それぞれ専用の洗剤や道具がありますが、高価なものを買わなくても百均にあるウェットシートタイプの清掃グッズがとても優秀です。

    アルコールが染み込んだ除菌シートはよく知られていますが、私が特に重宝しているのがトイレ用の流せるシートです。きれいに拭けるだけでなく、プラスチックの便座や蓋は乾いた布で擦ると傷がつくことがあるので、ウェットタイプが最適です。同じようなタイプで窓拭き用のシートもあります。使ってみると、ガラス用洗剤が不要で、きれいに拭けるうえ、使い捨てなので手間もかかりません。クリニックの自動ドアも、定期的にこのシートで掃除しています。その他にも、重曹シートやアルカリ電解水を染み込ませたシートもあり、用途に応じて家中を拭いて回るとすっきりきれいになります。

    家の床は、掃除機だけでは細かいホコリが取りきれません。ウェットタイプのシートやワックスシートで拭き上げることで、床に光沢が出ます。我が家では、まずルンバで掃除をし、その後にダスキンのモップをかけています。掃除機と拭き掃除は取れるゴミの種類が違うので、併用するのがオススメです。

    トイレ掃除には、塩素系のアルカリ性洗剤を使うことが多いと思います。漂白作用や消毒作用があるので、日常的な掃除にはこれで十分です。ただ、尿にはアンモニアなどアルカリ性の成分が含まれているため、時々酸性のトイレ用洗剤(サンポールなど)を使うと、さらにきれいになります。ただし、「塩素系と酸性の洗剤は混ぜるな危険!」ですので、必ず別々の機会に使うことを忘れないようにしましょう。

    百均の手軽な掃除道具をうまく活用すれば、大掃除も効率よく進められます。手間を省きつつ、家中をピカピカにするコツです。

    Google Gemini 2.0 Flushという新しく進化したAIで絵を描いてみました