むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • みんな忙しい時期です

    12月も半ばを過ぎ、今年も残り2週間余りとなりました。今週末は忘年会がピークを迎える時期でしょうか。職場の飲み会など、オフィシャルなものは12月初めに終わることが多く、これからはクリスマスに向けて親しい人との食事会へと変化していく印象です。私も今年はまだあと3回忘年会に参加する予定です。コロナ前のように街に出る機会が戻りつつあり、久しぶりに会う方々との食事会も増えています。その一方で、形式的な医師会などの忘年会は全て欠席としました。

    土曜日は、通常の診療に加えて、年末に薬を受け取りに来られる患者さんや、インフルエンザなどの発熱患者さんが多く、午前中だけで約100名という記録的な混雑となりました。皆さまのご協力もあり、診療はスムーズに進めるよう努めましたが、若干お待たせする時間が長くなってしまい、申し訳なく思います。

    特に受験生の患者さんたちにとっては、今が非常に大切な時期です。年明けには入試が控えていますので、体調を万全に整えることが必要です。今日の診察で適切な処方を行い、皆さんが万全の態勢で入試に臨めるよう祈っています。

    インフルエンザが流行していますが、診療を通じて感じるのは患者さんごとの対応の難しさです。たとえば、検査結果が陰性なのにタミフルを希望される方や、陽性であってもタミフルを拒否される方がいらっしゃいます。また、症状的にインフルエンザが疑われても、検査そのものを拒否されるケースもあります。それぞれの患者さんに思うところがあるのだと思いますが、その対応には苦慮することも少なくありません。医療をサービス業と捉え、できる限り患者さんの希望に沿いたいと考えますが、発熱患者さんだけで数十名を診察する状況では、やはり体力的にも精神的にも疲労を感じるのが正直なところです。

    ちなみに、これだけ多くの発熱患者さんを診察していても、私たち医療者はインフルエンザやコロナにほとんど感染しません。現在はマスクを着用していますが、コロナ以前はマスクなしで診察を行っていました。それでも感染する気配すらありません。仕事中にうがいをする時間はありませんが、一例ごとに必ず手指消毒や手洗いを行っています。これだけで十分です。