むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 医師会懇親会に参加

    金曜日は、明後日開催される学会の前夜祭として、医師会主催の懇親会が行われました。ローカルな学会なので小規模な会かと思っていたら、数百名が集まる大々的な会で驚きました。たまたま隣の席になった方は医師会の顧問弁護士さんでした。多くの弁護士さんは患者さんの側を弁護する仕事をされていますが、病院や医師を弁護してくださる先生は非常に貴重です。幸い、当院ではまだ弁護士の先生にお世話になるような事例はありませんが、今回お知り合いになれて心強く感じました。

    会の帰りにバスに乗った際、いつもの習慣でSUICAをセンサーにかざすと「ピッ」と反応し、少しホッとしました。調べてみると、なんと今日がSUICA利用の最終日だそうです。明日からは使用できなくなるとのこと。タッチ決済対応のクレジットカードは来年3月から運用開始予定とのことなので、この5ヶ月間は「くまモンバスカード」か現金で対応しなければなりません。小銭を持つ習慣が薄れている私たちにとっては、少々面倒な期間になりますね。バスに乗られる方はご注意ください。

    今日の懇親会があったホテル日航のエレベーターで、偶然にも私が以前所属していた第2内科の元教授と再会しました。私は現在、循環器の医局に所属していますが、その前は第2内科(現在の血液・膠原病内科)の出身です。当時は血液内科の治療環境も厳しく、抗がん剤も古いタイプのものばかりで、副作用が強く、治療しているのか悪化させているのかわからない状況でした。しかし、時代が進むにつれて治療法も大きく進化し、最近では白血病の患者さんの多くが治癒に至るようになっています。かつては「不治の病」の代名詞だった病気が治せるようになったことに、医療の進歩の凄さを改めて感じます。