最近は学会の話題ばかりですが、今度の日曜に私が主催する日本東洋医学会の準備が大詰めで、頭がいっぱいです。演者の先生方にはスライドを明日までにご提出いただくようお願いしていたため、今日までに約半数のスライドが揃いました。これが全て揃うと、気持ちもだいぶ穏やかになります。会場となるホテル日航からは、用意する椅子やテーブルの大きさなどについて細かい確認が入っています。どれも至急返信しないと準備が滞るため、対応に追われています。それにしても、さすが宴会のプロが準備してくれるだけあり、抜かりがなく細かな配慮に安心できます。
さて、私は仕事ではマックを使っているため、送られてきたスライドのファイルを職場のマックの中に保存しています。マックはiCloudでファイルを共有できるので、職場のどの端末からでもアクセスできます。しかし、今度の学会ではホテルの設備を使わせてもらうため、スタンダードのWindowsパソコンの方が間違いないだろうと思い、メインをレノボのThinkPad、サブをマイクロソフトのSurface、そして予備としてマックブックの3台を用意して行く予定です。こうなると、マックとWindows間でファイルのやり取りが必要です。今どきCD-ROMはパソコンについていないため読み込めませんし、USBメモリのUSB-A端子はマックブックには対応していません。もちろんUSB-AをCに変換するアダプタを使えばいいのですが、3台のパソコンを常に同期させたいので、そうしたローテクは避けたいところです。というのも、ギリギリでファイルの入れ替えを申し出られる可能性があるため、煩雑な方法はできるだけ避けたいのです。
マックもWindowsも関係なくクラウドでつなぐ方法として簡単なのは、マイクロソフトのOneDriveやGoogle Driveです。しかし、やってみると案外うまく行きません。そこで「こんなときこそ」と思い出したのがDropboxです。このサービスは、元祖クラウドと言ってもいいくらい歴史も古く、安定して使えます。使い勝手も非常にシンプルです。病院でもビジネスプラン(有料版)を使っていますが、私個人のアカウント(無料)にもまだ容量に余裕があるので、そこに学会のファイル置き場を作りました。これで快適です。すべてのパソコンが簡単に同期しました。