むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 祭りの大音量で耳を傷めないようにしましょう

    今週末、いよいよ藤崎宮秋の大祭(ボシタ祭り)がやってきます。毎年この時期になると、なぜか私は医師会病院の出動協力を頼まれるのですが、去年もお祭りの勢子さんたちが次々と熱中症で運ばれてきたのを覚えています。今年はさらに暑さが厳しいので、また同じことが起こらないか心配です。しかし、スケジュールを確認してみると、今年の私の当番は日曜日で、随兵行列は月曜日に行われるようです。少しホッとしていますが、何事もない平和な外来診療を期待しています。

    一方で、今、台風が九州地方に接近しています。現在の進路予想では大陸に向かっているようで、九州への直接的な上陸はなさそうですが、前回の大騒ぎと比べて今回は情報がほとんどありません。天気予報やニュースを見ても、まるで台風が存在しないかのような扱いです。でも、もし予想が外れて東へ進路を変えたらどうするのでしょう? その時になって慌てても遅いのではと感じます。鹿児島や熊本、長崎は多少なりとも影響を受けそうなので、皆さんも念のため最新の情報をチェックしておくことをお勧めします。東京から離れていると、台風のニュースも軽視されているようで、少し複雑な気持ちになります。

    さて、話をお祭りに戻しますが、ボシタ祭りは近くで見ると耳がキーンとなるほどの大音量が特徴です。ラッパや太鼓、鐘の音が響き渡ります。しかし、この大音量を長時間聞いていると耳に悪影響を及ぼす可能性があります。特に、耳鳴りや難聴のリスクがあることを忘れてはいけません。工場や空港で働く方々がしっかりと防音対策をしているのと同じように、お祭りでも音のリスクには注意が必要です。お祭りの雰囲気に乗ってしまうと、つい忘れがちですが、耳を大切にしながら楽しんでください。