9月に入り、日が斜めからさすようになり、クリニックの南側の窓から非常に強い日差しが差し込むようになりました。室内はエアコンが効いているので快適ですが、窓際に立つとあまりの暑さに頭痛がしたりクラクラしたりします。窓は曇りガラスでロールスクリーンで遮光しているのに、眩しくて目が痛くなります。背に腹は変えられず、窓に紙袋を置いて遮光してみたら、なんか涼しくなりました。しかし、窓の外から見ると買い物袋が見苦しい!スタッフのアイデアで、車のフロントガラスに置くアルミの遮光板をもってきて窓に置いてみたら効果抜群。これは快適です。
この強い直射日光が目に悪いのは想像に難くないと思います。紫外線が目に当たると活性酸素が発生してレンズが曇ります。その結果、白内障を引き起こすと言われています。白内障は一度発症すると目薬で治すことは難しいため、予防が何よりも大切です。直射日光を避けましょう。サングラスは有効です。ファッション性ではなく、目の保護のために着用することをおすすめします。サングラスを選ぶ際はUVカット機能があるものを選びましょう。目を守るための投資だと思ってください。
最近では、室内をエアコンで快適に保っているにもかかわらず、夏バテを訴える方が増えています。外は暑いのに、室内は冷えすぎるくらいの温度設定にしていると、体が外気と室内の温度差に適応できず、自律神経が乱れてしまうことが原因の一つです。その結果、疲労感、倦怠感、さらには頭痛や消化不良といった夏バテの症状が現れます。また、エアコンの効いた部屋に長時間いると、体内の水分が意外と失われやすく、知らず知らずのうちに軽い脱水症状に陥ることもあります。涼しい環境にいると、水分を摂ることを忘れがちですが、こまめな水分補給は忘れないようにしましょう。
さらに、冷たい飲み物や食べ物を摂りすぎると、胃腸の働きが弱まり、体全体のエネルギーレベルが低下します。これも夏バテの一因です。バランスの取れた食事と適度な温度管理が、夏バテ予防の鍵となります。エアコンの使用は適度に抑えつつ、体調に合わせた生活習慣を見直すことが大切です。
幸い、私のクリニックでは、今回の遮光対策で暑さや強い日差しからのストレスが軽減され、診療がさらに快適に行えるようになりました。ちょっとした工夫が大きな効果をもたらすこともあります。みなさんも、日常の中で目や体に負担がかかる環境に気をつけ、しっかりと対策を取りましょう。
Copilotでイメージ画作成しました