11月に東洋医学会九州支部総会という学会を熊本で主催するため、今準備に追われています。医師会からプログラムを提出するようにと連絡があり、期限まで1週間しかありません。もっと早く知らせてくれればいいのに、と思いながらも、愚痴を言っても先に進まないので、開催日時や場所など手元にあるデータをすべて一つのファイルにまとめました。13名から送られてきた一般演題の抄録もすべてです。それをチャットGPTに読み込ませて、「この学会を主催します。プログラム集を作るので手伝って」とプロンプトを入れ、表紙、ご挨拶、スケジュールなどを順に出力してもらったら、見事にやってくれました。まるで優秀な秘書のようです。
ご挨拶の文章が少し短かったので、「熊本地震から復興した町並みを見に来てください」という文章を追加して、もう少し長くするように頼んだら、見事にリクエスト通りの挨拶文ができました。私は8年前に同じ学会が熊本で開催されたときも実行委員長だったため、プログラムをワードで頑張って作りましたが、そのときは2週間ほどかかりました。それが、今日は診療前の1時間で出来上がったのです。すごすぎます。校正もAIに頼んだら、日本語のおかしいところをすべてチェックしてくれるので、間違いなしです。あとは学会運営スタッフにプログラム集をメールで送り、確認をお願いして完了です。すごい時代になりました。
いつも、このブログを書いたあと、いくつかの異なるAIツールを使って感想や訂正を頼み、面白いかどうか、書き直したほうがいいところがないかを確かめています。挿絵を作成することもありますが、特に文章の校正をわずか数秒でやってくれるので、本当に助かっています。そして、そのAIが今回の学会のプログラム作成でもこれほどの力を発揮してくれたことに驚いています。これも日頃からAIを活用し、慣れていたおかげです。便利なものは、使い方がわからないからと敬遠するのではなく、わからなくても試してみて慣れておくと、突然それが大いに役立つ時が来るのです。
いつもはCopilotで画像作成するのですが、今日はチャットGPTにブログを読んでもらって、イメージする絵を書いてもらいました。