台風は予報通り直撃コースで接近してきましたが、WINDYという天気アプリで見ると、台風の目が結構大きく、私の書いている今現在ちょうど目の辺りで小雨になっているようです。深夜から明日朝にかけて吹き戻しが来そうなので、まだ油断できません。熊本より宮崎など少し離れたところのほうが被害が大きかったようです。当院は、予定通り通常の体制でクリニックを開きました。午前中小雨だったので思ったより患者さんの来院がありましたが、昼ごろから雨が強くなり、午後は患者さんも少なく、のんびりと診察机に積み上げていた文献をついに読むことができました。よくこういうのを「積読(つんどく)」といいますが、まさにそんな感じでした。
6月が当院の決算月で、先日やっと決算書が会計事務所から完成して届けられました。それに基づいて5種類ほどの法人税や消費税を納税しないといけなかったのですが、納付期限がわずか3日ほどしかなく、どうしようと思っていました。ちょうど台風のお陰で昼休みをたっぷり取ることができて無事銀行に納税に行くことができました。
私がクリニックを台風直撃でも開けたのは、病院というのは利益を追求する商売ではなく、社会インフラとしての使命があり、地域の皆さんのいざというときに役に立ちたいと言う思いからです。銀行や郵便局が開いているのと同じです。私の思いを理解して出勤してくれたスタッフのみんなにも感謝です。急な発熱、腹痛、下痢、咳が止まらない、などなどいろいろあります。みんなが日赤の救急外来に行ってしまうと日赤も大変です。軽症が多すぎて高度救命救急ができないとなると問題です。そういう意味でも、私たちが頑張らないとと思うわけです。以前も書いたように、「私がやらねば」という気持ちです。
今後の天気次第ではまだ不確定なところはありますが、明日金曜日も通常通りクリニックを開けるつもりです。もし、危険なレベルで悪天候だった場合は臨時休業もありえます。その際はこちらのホームページにお知らせしますので、ご確認ください。みなさんもどうぞ安全にお過ごしください。
「開いてて良かった!」 Copilotでイラスト作成しました。