今週は混雑を予想していましたが、午前中は思いのほか静かで、私の予想は外れてしまったように感じました。しかし、午後に入ると次々と患者さんが来院され、最終的には100名近くになりました。検診での再検査が多かったこともあり、少し時間がかかってしまいました。

五月病はよく知られていますが、お盆休み明けにも似たような症状が見られることがあります。学校（２学期）が始まる前に、気分が下がる学生さんも少なくありません。当院では深刻な患者さんは見られませんが、この時期は特に心のケアが重要です。悩みを抱えるお子さんがいる場合は、無理に叱ったり励ましたりせず、じっくりと話を聞いてあげることが大切です。必要であれば、専門の精神科医に相談することも検討してください。

週間天気予報では、この先雨が多くなりそうで、少し涼しくなるかもしれません。毎日耐え難い暑さが続いているので、多少の天気の崩れでも涼しくなればありがたいですね。私の訪問診療の患者さんの中には、エアコンが寒いと感じ、ダウンジャケットを着て寝ているお年寄りもいらっしゃいました。高齢者の冷えは辛いようですが、エアコンを使わないことで熱中症のリスクが高まります。特に、夜エアコンを使わずに寝ると、朝から脱水症状や頭痛、倦怠感が現れることもあるので注意が必要です。まだしばらくは警戒が必要ですね。

今日は東京から息子が帰省してきました。ちょうど、家族がアメリカに住んでいた頃の写真が出てきたので、息子夫婦と一緒に見返しました。子供たちがまだ小さく、可愛らしい姿が写っているのはもちろんですが、自分自身が若かったことに驚かされました。気持ちはあの頃と全く変わっていないのに…。これからも同じことが起こるでしょう。何十年か後に、今日の写真を見返した時に、今の自分を「まだひよこだったな」と思うかもしれません。そう考えると、これからの人生で今日が一番若い日！だからこそ、今日できることは今日しようという気持ちになりました。まだまだ、なんだってできるはずです。