夕方のニュースを見ていたら、日経平均株価がブラックマンデー以来の歴史的大暴落を記録したと報道されていました。NISAなどで最近株に興味を持って購入した人も多かったと思いますが、これまでの含み益が1日で吹っ飛ぶほどの衝撃だったと思います。信用取引で大きくレバレッジをかけている人は、月曜には強制決済により、大きな損失を出すのではないかと思います。
私は以前、株に熱中した時期がありましたが、リーマンショックのときの暴落で、株はマネーゲームであり、危険だ、遊びと思ってするならいいけど、本気で資産を注ぎ込んだら大変なことになると気づき、それ以降はほとんどやっていませんでした。特に開業したあとは、チャート分析とか会社の将来性とかを調べる暇もないので無理だと思って、売買はやめていました。このところ、うなぎのぼりに株価が上がっているのを見て、危ないなと思っていました。
安全なのは、分散投資と長期投資だと言われています。今回の暴落も、後で見れば絶好の買い場かもしれないし、まだ買うのは早いかもしれません。そんなことを考えずに毎月一定額をコツコツと買い続けるなら、何十年かたったときにはめったにマイナスにはならないそうです。分散とは、一つの銘柄に惚れ込んで買わないことです。それは博打です。広く優良銘柄を買うことです。また、日本だけでなくアメリカや中国など各国に分散するのも大事です。その際、為替リスクもありますが、円だけ持つのもリスクなので、ドル、ユーロ、元など各国の通貨で資産を分散するのも長い目で見ると良いリスクヘッジです。
もちろん、いざというときに必要な現金(預金)も必要ですから、調子に乗って財産を投資に回しすぎないことが大事です。YouTubeでみたのですが、友人を大事にすること、困っている人を助けることなども投資になるそうです。いつか自分が困ったときに助けてくれるのは自分に恩を感じてくれている人です。しかしこれは人助けをするときに見返りを期待してはいけません。よく聞くのは、子供が仕事で会社訪問したとき、あなたのお父さんには昔とてもお世話になったんですよ、といって、ひいきにしてくれるような話。恩は自分に帰らなくてもいいんです。子や孫の代で巡り巡って返ってくるかもしれません。
結論としては、株が上がった下がったと一喜一憂しないで長い目でゆっくり構えること。株(投資)は余剰資金ですること。見返りに期待せず友人を大事にすること。
イラストは生成AI Copilotで作成しました