毎朝、5分ほど新聞を読むだけが私の世の中を知る方法です。最近気になった話題をいくつか書きたいと思います。まず、今日の新聞には、新札に切り替わる話題がありました。もう1ヶ月しか残っていないのに、自動販売機や自動精算機などの対応は全然進んでいないみたいです。何年も前から今年新札に変わることはわかっていたのになぜそんなに対応が後手に回るのか不思議で仕方ないです。当院には自動精算機はないので良かったと思います。自動精算機はこの1年ぐらいでだいぶ普及してきました。コンビニもレジがお客さんがわに向いており、自分でタッチパネルを操作してお金を入れて、お釣りを受け取る。スーパーもセルフレジが相当増えています。私は電子マネーしか使わないので関係ないですが、考えてみたら現金をいれて精算している人もいます。あれだけ日本中に増えてきたと思ったら、全部新札対応に切り替えないといけないとなると、莫大な出費がかかり、お店の負担を考えると現金払いお断りにしたいぐらいではないかと思います。来月から世の中がどう変わるか見ものです。
次に、びっくりしたのが日本の出生率の低さ。1.2だったとはすごい驚きです。父母二人の間に子供が2人生まれても人口は漸減するのに1.2とは激減して日本消滅の危機です。熊本では天草とか人吉とか山都などは消滅すると報道されていました。この予想通りなら、地方は地価もほとんどタダ同然となり、インフラも最低限以上の投資はなくなると思われます。当然、公共交通機関やゴミの収集などのサービスもどんどんなくなると思われます。総務省の発表によると2023年の日本人の人口は83万人減だそうです。たった1年で熊本市が丸ごと消えた計算です。多死と少子化の両方がブーストしています。
2100年頃(今から75年後)は日本の人口は6000万人と今の半分になるそうです。もう自分は生きていない未来のことですが、想像してみると、人工知能やロボットが産業を支えて、私たちの必要とするものをどんどん作ってくれるので、人はあまり働かなくても生活できるでしょう。都市部以外は原生林に帰ってしまうので、獣がいたるところに生息するようになるでしょう。人は身を守るために狭いエリアで閉鎖された空間に住み、ワイファイなどの高速無線通信が張り巡らされた都市空間を全自動の乗り物とかドローンのような空飛ぶ無人宅配が自由に飛んでいるでしょう。地球は温暖化あるいは氷河期みたいに大きく環境変化するかもしれませんが、みんなが狭い閉鎖空間に住むなら、そのエリアだけは核融合で得られたエネルギーが無尽蔵につかえて、空調管理されているだろうと思います。いいのか悪いのかわかりませんが、そんな未来がすぐそこだと思います。今でもスウェーデンなどは広い国土の割にかなり少ない人口なのに世界をリードする先端企業がたくさんあります。目指すはそう言う世界かもしれません。