インフルエンザとコロナの同時流行なんて報道されていますが、、当院ではまだほとんどがコロナでインフルエンザはめったにいません。インフルエンザは一部学校単位で流行して、その家族がかかっている場合もありますが、数としてはまだ少数です。検査してみるとインフルエンザでもコロナでもない症例が多数見られます。これから冷えてくるとインフルエンザも増加する可能性があります。そこでインフルエンザのワクチンですが、10月には当院にも今年の割当が入ってくると思います。そろそろ予約を入れていただいていい時期になりました。定期の診察の際に次回薬が切れる日当たりを予約するのもいいでしょうし、それ以外でも結構です。
ちょうど新しいコロナワクチンの案内が届いている人もいると思います。コロナとインフルのワクチンはどのくらい間隔をあけるか決まりはないみたいなのですが、用心のため2週間ほどあけてプランされることをおすすめします。インフルエンザの予防はワクチンもいいですが、十分な睡眠と栄養補給も大切です。特にビタミンCとDは欠かせません。免疫力をアップしないとワクチンだけ打って安心してはいけません。昨日も少し書きましたが、秋分の日を過ぎて日照時間がだんだん短くなると体内で作られるビタミンDが減ってきます。ビタミンDは骨を丈夫にするビタミンですが、免疫にも大切な働きがあります。ビタミンDが減ると感染に弱くなりますので、補充が必要です。私は夏の間ビタミンDを5000単位3日に1回位飲んでいましたが、これから春までは毎日飲みます。
ビタミンCはみかんをたくさん食べても十分量には至りません。一日最低でも2000mgはほしいのですが、レモンだと1日100個相当になります。食事はバランスよく食べて、足りない分はサプリをうまく利用しましょう。