むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 県別コロナ抗体保有率をみて考えた

    昨日までの雨が上がりましたが、寒暖の差が激しいですね。毎年花見の季節は夜冷え込みます。天気予報では最低気温5度、最高気温20度と言っているので一日の寒暖差が15度もあります。クリニックのエアコンは朝は暖房、昼は冷房と設定が忙しいです。これが人の体となると、冷房暖房というわけにはいかないので毛穴の開閉などで体温を調整します。人によって寒がり暑がりがあり、不調をきたします。暑がりの人は今ぐらいでも汗が止まらない、体がのぼせると言われます。これは自律神経の調整が悪い症状です。私の体温調整の自律神経の鍛え方はサウナです。すごく暑いところで汗腺をマックス開いて汗をかき、その後一気に冷水風呂で鳥肌状態となります。これを繰り返すことで体の気温変化に対する適応力がアップするのです。

    さて、先日、厚労省から各県別の新型コロナの対する抗体保有率の発表がありました。昨年11月の献血の抗体価を測ったものです。https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001018624.pdf

    高い方では沖縄で46.6%、大阪で40.7%、熊本は32.9%。一方低いほうだと長野9%、徳島13%という感じです。結局、コロナが流行った県では高いようです。長野や徳島の低さを見ると、これらの県でコロナワクチンを打っていないことはないと思うので、何度打っても抗体がつかないとはっきり証明したようなものです。年齢別に見ると16−19歳が38%、60−69歳が16.5%です。ワクチンは高齢者ほど熱心に打っているのでこのデータからもワクチンで抗体はできなかったことがわかります。皆さんこれから先どうすべきかはデータをよーく見て考えましょう。

    クリニック前の公園 今が見頃です