むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 3月はストレスの季節

    日曜の夜はいつも通りジムでランニング+温泉タイムなのですが、走り終わった頃には土砂降りになっていました。露天風呂では冷たい雨がシャワーのように降ってきました。天気予報を見ていなかったのでまさか雨になるとは思っていませんでした。日中は花曇りで布団を干したりするほどいい天気ではありませんでした。こういうときこそ、私にとってはドライブ日よりです。いつもは南阿蘇に行くのですが、今回は5月にアメリカから熊本に20年ぶりにやってくる後輩を案内するため、一の宮あたりまで下見に行きました。道が良いので、家から1時間ちょっとで到着です。一の宮はあまり詳しくないので、スマホで検索しながら2件の温泉をはしごしました。結局、阿蘇で2つ温泉に入り、イオンモールの水春でも温泉に入ったので今日一日で3件のはしごでした。贅沢。

    当院は心療内科も診ていますが、患者さんが多すぎてコロナの影響もあり忙しかったので、新規の患者さんの予約をストップしています。それでも、以前から診ている心療内科の患者さんが、季節のかわりめで調子悪くなって来院されるのがこのところ多いようです。3月4月頃というのは入試、卒業、転勤、引っ越し、入学などそれぞれの家庭で人生の節目とも言えるストレスの多い時期です。普段の生活は特に問題なくても、子供の卒業式とか保護者会などに参加するのがとても不安、息苦しい、動悸がする、と言った方の相談が多いです。

    こういった症状は不安障害と呼びますが、通常はSSRIという抗うつ剤が不安によく効くので処方します。ただ、効果が出るのに時間がかかるので、今度の週末の卒業式までになんとかしてほしいとか言われると、間に合いません。そういう場合、安定剤のほうが即効性があるので、なんとかそれで間に合わせますが、こういったご相談はできるだけ早めにお願いします。

     

    阿蘇駅前