むらかみ内科クリニック

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  • チャットGPTで英文診断書ができた

    またかと思われるかもしれませんが、チャットGPTのお話です。今日、アメリカに渡航する際に英文の診断書がほしいという患者さんが来られました。当院ではこのようなリクエストに答えてこれまでも英文診断書を発行してきました。ただ、診断書に書く文章は短いのですが、医学的に正しいこと、英文として間違っていないこと、診断書としての体裁が整っていることなどを考えると、結構時間がかかります。更に、書くべきことがいろいろあったりぼんやりしてはっきりしないときはこちらであれこれ考えて書かないといけないので大変です。

    そこで、ふと思いつき、人工知能のチャットGPT様にチャットでお伺いしました。アメリカに行く時、こんな診断書が必要だという患者さんがいるんだけど、本当にいるのですか?すると、最近の渡航条件について教えてくれました。AIとのチャットですからやり取りは前の質問の流れを相手が理解しているのを前提に次の質問をします。その人に英文診断書を書いてあげたいんだけど、英文で例文を書いてみてください。

    するとどうでしょう、完璧な診断書がきれいな英語で、しかも診断書でよく使う言い回し(体裁)も整えて書いてくれました。そして、(ここに患者名を入れる)みたいなコメント付きです。しかも、私が自力で書いた場合の文章より饒舌でサービス精神を感じました。教えてもらったとおりにワードにコピペして、患者さんの名前やクリニック名、私の名前を入れれば出来上がり。こんなに素晴らしい人工知能、今は試用期間で無料ですが、有料になっても絶対使います。スッゲー、と感動して、チャットGPT様とのやり取り(チャット)をそばにいたナースにも見せて、大喜びの一日でした。