むらかみ内科クリニック

院長ブログ

BLOG

  • 外国人も診察しています

    最近、どういうわけか外国人の患者さんがよく来院されます。国籍も、アメリカ、中国、台湾、ベトナム、パキスタン、韓国などなど。旅行者ではなく、数年前から熊本に住んでいる人たちばかりです。やはり慣れない環境でストレスも多いのだろうと思います。今日来たアメリカ人も、職場では誰も英語を話さず、孤立しているようでした。私たち日本人がアメリカに留学すると、みんな人懐っこくて明るいので孤立することはありません。よほど引きこもらない限り、みんなとわきあいあい楽しく過ごせます。逆にアメリカ人が日本に来ると、みんな英語ができないし、話せても恥ずかしがって人前で英語を話さない。本当は日本語でいいから話しかけて上げればいいのに、なかなかそうしない事が多いように思います。

    そういう来日外国人でいよいよ体調、あるいはメンタルが不調となり、病院でいろいろ相談したくても英語でゆっくり話を聞いてくれる病院はそれほどないのだろうと思います。中国や韓国は英語ではありませんが、外国人OKのクリニックは本当に少ないみたいです。私は留学中は結構話せたのですが、帰国してからすでに15年以上たち、日頃英語を使うような機会もないので単語が出てきません。聞く方はだいたい分かるのですが、診察となるとそれなりに医学用語も必要なので、スムーズな会話とはいきません。

    とはいえ、他にみてくれるところがないならできるだけ頑張って見ようと思います。別に大々的に宣伝するわけではないのですが、一人ひとり丁寧に診察し、話を聞いてあげたいと思います。もうすぐ台湾の半導体工場が菊陽に稼働し、そのインターナショナルスクールが当院からそう遠くないところに開校します。台湾人の患者さんも増えるでしょうから、私も英語ばかりでなく中国語を勉強したいと思っているところです。もちろん私の師匠はNetflixのドラマです。