むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 在宅のサービスを受けるには

    先週末は当番医で休みなく2週目の勤務になっていたわけですが、幸いというかこの寒波で患者さんも若干少なめでのんびりした診療ができています。私にとってはちょっと骨休めの数日となっています。それにしても寒かったですね。マイナス5度でした。うちの中の水道は凍りませんでしたが、室外にある温水器は凍結してしまいました。いつもより早く出勤してクリニックのエアコンを入れましたが、なかなか部屋が暖まりませんでした。あと数日は氷点下の朝が続くようなので、体調管理や車の運転など気を抜かないようにしましょう。熊本市内は気温こそ低かったものの積雪しなかったのは幸いでした。訪問診療なども通常通りできました。

    最近、クリニックの近くに住んでいる方から往診や訪問診療のご相談を受けることが結構あります。まず、往診と訪問診療の違いもわからないかもしれません。また、今入院中で、退院してから通院するのが難しいから往診で、と思っている場合もあります。何をどうしたらいいかわからないのは当然です。そのための相談窓口があります。医療や介護サービスをどのように使ったらいいかを相談できるのです。まずはご近所の高齢者支援センター「ささえりあ」に相談してみましょう。色々教えてくれるはずです。介護保険を申請していないといろんなサービスを受けられません。まずは介護保険を申請し、担当のケアマネージャーさんをつけてもらうのが第一ステップです。

    ケアマネさんが家庭で過ごすことができるために必要な手すりやお風呂などの改修やそうじ買い物などの手伝いをしてくれる訪問介護(ホームヘルパー)のプランを考えてくれると思います。介護保険の申請は主治医意見書という書類を区役所に提出するところからはじまり、役所から家庭に介護サービスを受ける人の状態の訪問調査があり、決定されます。主治医意見書はかかりつけ医が書きますので、その部分は当院にご相談いただければお手伝いします。