むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 言葉はなくとも気持ちは伝わる

    昼はカラッとした快晴で暑くなりました。先日から気温が下がって長袖の人が多かったですが、私はまだ半袖です。午後の診察では室温は26Cで、思わずエアコンを入れてしまいました。あと数日気温が上がるようですが、来週からはまた一段と涼しくなりそうです。朝晩快適なので、最近は徒歩通勤しています。往復でちょうど1万歩になります。いい運動です。一つだけ問題は、通勤で車を使えば10分ですが歩けば35分かかります。片道25分、往復で50分のロスをします。私にとって1分が貴重なので、本当は車でさっと行くべきなのですが、健康は他の何より大切なので、その50分を自分への投資と思って使っています。

    歩いて通勤するときはもちろんボーと歩くわけではありません。家を出る前にYouTubeのコンテンツをダウンロードして、イヤホンで聞きながら歩きます。そうすることで、自宅で見る暇がなかったYouTubeを聞けるので、一石二鳥です。韓国ドラマを歩きながら見れたらもっといいのですが、さすがに画像を見たり字幕を読むことは不可能です。一方、犬の散歩をするときは何も聞かず、散歩に集中します。なぜなら、散歩中は私とゴンの無言のコミュニケーションの場だからです。ゴンは散歩中何も言いませんが、好きな電柱とか草むらで鼻をクンクンして楽しそうにしています。それを、リードを通して私に伝えてくるので、楽しいかい?とまた無言で返してあげます。以心伝心です。もし、こちらがYouTubeなどを聞きながらリードだけ引っ張って歩くならゴンとのコミュニケーションはないままに単に運動させて終わりとなります。満足度がぜんぜん違うと思います。

    子育て中の親も同じでしょう。赤ちゃんは何も言いませんが気持ちは伝わります。楽しいこと、嫌なことなどを伝えてきますが、もしベビーカーを押しながらお父さんやお母さんが携帯に夢中になっていたらどうでしょう。赤ちゃんの気持は全然伝わりません。言葉はなくても心は通じる。第6感ともいいますが、誰もがもっているものです。それを、携帯などにとらわれてアンテナを張っていないと何も受け取れないのは当然です。