むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • コロナ患者自宅療養説明会がありました

    今週は晴れると言う週間天気予報でしたが、いっこうに晴れません。今日も昼に往診した際には大雨でした。雨が続くと、頭痛や目まいの患者さんが増えます。先週から今週はとても多い状況です。さて、そんな中、今日は医師会からコロナ患者さんの自宅療養体制構築に向けての説明会がありました。病院がいっぱいで入院できないので、軽症者は自宅療養が基本です。しかし、自宅で急変する場合もあるので、医師会を上げて往診やオンラインでコロナ患者さんを診る診療体制を早急に作らないといけないというお話でした。

    参加者の疑問、質問は、診察時の防護服などをどうするかという実践的な話が多かったです。以前は宇宙服みたいなのを着ていましたが、最近はマスクとゴーグル、手袋という感じです。ただ、患者さんのレントゲンやCTを取るのはやはり結構気をつけないといけません。自宅療養での薬は咳止めとか解熱剤などと言っていたので、風邪のときと何ら変わりません。ちまたではみんな個人輸入までしているイベルメクチンなどは全く話題に上がりませんでした。

    私が以前読んだ中国のレポートでは、軽症者の殆どは漢方薬で対応可能という話で、いろいろな処方が考えられ、検証がなされています。私はその処方の一つをワクチンの副作用対策に処方してみていますが、皆さん副作用が軽くてよかったと言われているので、たしかに効果があるように感じています。もう一つ大事なのはビタミンDです。欠乏していると重症化することがわかっています。日本人は大半が欠乏しているらしいので、サプリをとっておくことをおすすめします。