むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • アクリル板は無意味

    Yahoo!を見ていたら、面白いことがかいてありました。飲食店などに設置しているアクリル板は感染防止どころか感染の拡大に繋がる可能性があるというニュースです。私は、去年コロナが流行り始めた頃からこのアクリル板にはとても違和感があり、こんなの感染予防に役立つはずないと思っていました。もう一つ、レストランのテーブルのアクリル板。家族や夫婦がさっきまで同じ車にのって来店したのに、レストランで食事をする時、間にアクリル板を置くのになんの意味があるのか。

    ⇒ https://news.yahoo.co.jp/articles/a45f49ab798f020b4d3f34692c99b4f09eda26b3

    ヤフーによると、患者さんの呼気から排出されたウイルスの拡散はタバコの煙を想像するように、とかいてありました。アクリル板の有無など関係なく室内に広がります。そこにアクリル板があると、室内換気が部分的に悪くなり、いつまでも狭い空間にウイルスが滞留するので感染しやすくなるということだそうです。確かに、アクリル板やコンビニなどで見られるビニルカーテン等があると空調が効かずにどうしようもないです。私の行くスポーツジムはランニングのマシンの間がビニルカーテンで仕切られているのですが、それでは暑くて死にそうになるので、大きな扇風機がバンバン回っています。カーテンの意味がほとんどわからない状態で笑っちゃいます。とある食堂では厨房とカウンター席の間にビニルカーテンをしていたら、調理の熱でビニルカーテンが燃えて全焼したとニュースで見ました。また、たいていのビニルカーテンはあまり消毒してないようなので不潔です。

    ところで、先日とてもいいマスクを買いました。ハイドロ銀チタンマスクというもの。見かけは通常の不織布マスクですが、抗菌作用が抜群です。もちろん医療用です。これまで1年以上私は布マスクで診療をしました。納得いくマスクが他になかったからです。今回、はじめてこれだ!というものに出会いました。ちょっと高価ですが、通常の使い捨てマスクよりずっと丈夫で長持ちするので、コスパは悪くないと思います。