むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 一年を振り返って(仕事編)

    今年は年明けて早々にコロナの話題で持ちきりになり、ロックダウンとか非常事態宣言とか、日本でもそんなことが起こるのかと思っていたら本当に起こりましたね。医療という業種は景気に左右されない業種で、バブルでも不況でもほぼ横ばいの業績なのですが、コロナばかりはそう言っていられません。血圧などの薬をもらいにくる人も、怖い怖いと受診びかえされます。そのため、やはり通院患者さんは一時的に減りました。当院では、玄関から待合に入る手前で発熱患者さんとそうでない患者さんの動線が別れているため安全です。設計したときからこういう自体を考えていたのですが、思いのほか隔離用の待合が役に立ちました。

    そして、減った患者さんを補うため、訪問診療を相当頑張りました。100名近い契約数となったため、訪問担当の看護師さんや事務員さんの負担が急増しました。介護保険の書類や訪問看護指示書など煩雑な仕事も増えましたが、全ては患者さんのためですから、みんなに頑張ってもらいました。訪問診療は契約書作成、振り込みの手続き、請求書発行などの煩雑な手続きがあり、診療報酬の計算も複雑なためレセコンに任せられません。経験と知識が全てです。すでに私の手には負えないほど複雑化しているのですが、事務員さんたちがバッチリやってくれて助かりました。最近事務に新人さんがはいり、さらにパワーアップしました。

    看護師さんも年初から二人新しくはいりました。どちらも美人で気が利いていて患者さんに優しいので採血される患者さんもニコニコしているのが伝わってきて、私も嬉しいです。このようにこの一年仕事はコロナの影響を受けつつ、さらに進化して私の理想とする医療体制ができつつあります。

    グリーンロード 南阿蘇からの眺望