むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 笑顔は雰囲気を作る魔法

    昨日書いたように、自分の赤目(結膜の出血)を漢方で治せたので、いい経験をしたと思っていたところ、今日の外来でさっそく同じ症状の患者さんが来ました。いつもなら、「時間が薬。1週間ぐらいかかりますが、だんだん薄くなるので心配ないです」というところですが、「腫れが早く引く漢方があるので、しばらく飲んでみませんか」というふうに変わりました。この患者さんは、私のように自然と出血したのではなく、眼科で網膜の病気を治療するため目に注射をしたとのこと(あ~怖いですね!)で、その後の出血だったそうです。眼科では、そのまま様子を見るようにと言われたそうですが、かなり血腫もひどく見栄えだけでなく気持ちまで沈んでいました。この症状に治療法を見いだせたのは大きな収穫でした。災い転じて福となす。

    今週は、当院ナースのおすすめで、韓流ドラマ「運命のように君を愛してる」をNetflixでみています(https://unmei-kimi-ai.brokore.com)。回を重ねるごとにどんどん引き込まれます。とくに主人公の二人が素晴らしい。チャン・ナラさんの美貌と演技もさることながら、男優のチャン・ヒョクが面白い。どんな困難にあっても、「ハハハハハ」と高笑いする。暗い雰囲気も吹き飛びます。やはり笑顔は嬉しいから笑うのではなく、意識的に作ることで雰囲気をコントロールする魔法です。

    それにしても、診療中大きなマスクをしているので、口元を隠して笑顔を作るのは難しいです。目だけで笑顔を作るには、全力で微笑まないと相手に伝わりません。診察のときはできるだけ笑顔をと思っているのですが、正直十分できていないと反省です。昔、私が駆け出しの医者の頃は、若く見られないように(なめられないように)渋い顔をして話すものだと先輩から習った覚えがあります。しかし、時代は変わりました。そして、大学病院と違って、クリニックはサービス業でもあるので、いつもニコニコ和やかな診察室にしたいと思っています。

    味噌天神