むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • テイクアウトをやめてしまった飲食店も多いようですが・・

    連休ですが、訪問診療は通常通りやっています。今日は昼からなんと20名の患者さんを回りました。いつもはスタッフに準備してもらうのですが、今日は休日なので一人で回りました。やっぱり大変です。いつものスタッフの苦労がわかります。コロナ禍で病院の混雑を避け、安全に診療するには、訪問診療が重要となります。わたしたちの方から患者さん宅へお邪魔するわけですが、不特定多数の人との接触が避けられます。今後、コロナの第2波に備えて、当院では訪問診療に力を入れています。また緊急事態宣言が出て自粛要請ということもあるのではないかと思っています。そうなってから慌てても仕方ありません。今準備できるうちに精一杯準備しておかないといけないと思っています。

    先だっての自粛期間中にマクドナルドやケンタッキーフライドチキンはとても繁盛していました。中でも、街なかの店舗より郊外店の方が繁盛していました。もともとこれらの店は全メニューがテイクアウト可能なので、コロナ禍にマッチしていました。さらに、郊外店舗の場合、ドライブスルーがあるので、更に感染対策がバッチリだったわけです。居酒屋さんなど、一時的に弁当を作ったりテイクアウトメニューを考えたりしたところが見られましたが、自粛が終わり、弁当などをやめてしまった所も多いみたいですが、それは、考えが浅いと思います。

    マクドナルドのように、テイクアウトを基本として、粛々と営業を続ければコロナの第2波は心配ないでしょう。テイクアウトにもノウハウがあります。泥縄で作った弁当メニューなんて、ほか弁の魅力的なメニューと収益性にかなわないと思います。今は店舗内での飲食のほうが儲かるかもしれませんが、テイクアウトメニューの開発や工夫を凝らして競争力をつけることを怠ってはいけません。もう、コロナ前の世界に戻ることはありませんから、今戻った気がしてホッとしているところは年越しできませんよ!