むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • やっぱり怖がらないでいい!

    東京では新コロの新規感染者数が結構伸びていますが、4月ごろのような深刻さはないようです。日本は世界のはやりに安易に乗ってロックダウンの真似事をしたら経済がえらいことになったので、政府は現状を見つつ二の足を踏んでいるのかもしれません。政府の新コロ関連の記者会見は西村経済再生担当大臣がやっていますね。どうして厚労省でなく経済再生担当大臣なんでしょう?なにか裏があるに違いないですが、庶民には関係ないので傍観しておきます。話はそれましたが、今、感染者数が増えているのはおもにホストクラブやキャバクラなど夜の商売の従業員さんたちです。

    みんな若いので重症化しないため、緊迫した感じになっていないのかもしれません。しかし、水商売の人達は喫煙率が高いので、リスクはあります。では、感染しても重症化しないで済んでいるのはなぜでしょう?私が思うに、夏は日光に当たることで体内でビタミンDができるのが幸いしていると思います。ヨーロッパの幾つもの研究で、ビタミンD血中濃度が高かった人は重症かしなかったというデータが発表されています。そこで、夏の間は皆さんもし感染したとしても重症化する確率が低いのではないかと思います。そう考えると、水商売の人は昼あまり外出しないのでビタミンDが少ない可能性があります。夜勤が多い人は夏でもサプリを飲んだ方がいいでしょう。

    世の中は、ワクチンや新規治療薬の話題で盛り上がっています。おそらく世界で何百億もの新規ビジネスとなることでしょう。賢い人は、科学的裏付けなしに飛びつかないことです。カモになりますよ。ビタミンDのように安くてデータも確かなものがわかってきているのにビタミンDは医薬品でないのと、激安なのでビジネスとして儲からない。したがってどの製薬メーカーも本気で取り組まないという背景があります。

     

    高森 ラクダ山