むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 糖質とカフェインは中毒性あり

    わかっているけどやめられないもの、それは、甘いもの(砂糖)、カフェイン、小麦製品。例えば、コーヒーとケーキ。菓子パン、タピオカドリンク、など。どれも中毒性があり、病みつきになりやすい食べ物です。皆さんが飲食店をやっている場合、こういう病みつきメニューを看板にすれば、お客さんはたえることがありません。うちの近所のパンケーキ屋さんも、すごい人気です。いつも駐車場に車が入り切れずに並んでいます。

    甘いものは当然糖尿病のリスクとなります。精製された糖分は中毒性があるので、やめられません。糖尿病の人は頭ではわかっていてもなかなか甘いものをやめられず苦しみます。カフェインは、コーヒーだけでなく、紅茶や緑茶も含んでいます。また、栄養ドリンクにも入っています。飲めば一瞬元気になるので効いた気がするのですが、その元気良さは幻です。カフェインが切れるとどっと疲れます。不眠の原因にもなるので飲む量は程々にしましょう

    小麦はパン、麺類などに多いですが、精製された小麦は糖分と同じです。それだけでなく、小麦にはグルテンという蛋白が含まれます。グルテンはもっちり感を出す物質です。強力粉にはたくさん含まれます。そのグルテンは消化管で炎症を起こしてリーキーガットを起こします。原因不明の体調不良の際には小麦を制限すると改善する場合がしばしば見られます。

     

    高森 月廻り公園から根子岳を望む