むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 食料を賢く備蓄する

    東京を中心として、関東ではこの週末不要不急の外出を控えるようにという指示が出ました。それに反応するかのようにみんなスーパーで食料を買っているニュースがでていました。熊本はどこ吹く風みたいにしていますが、準備のいい人はすでに備蓄は済んでいると思います。私も随分前にブログに書きました。熊本地震の時を思い出せば、こんなのなんてことないです。電気と水がちゃんと使えるわけですから、インフラの心配はありません。エアコンも使えるし、布団で眠れます。

    ですから、皆さん冷静に対応すればいいと思います。ただ、地震のときの非常食を思い出すとわかりますが、おにぎり、カップ麺など炭水化物ばかりでした。そして、飽きるので、味は濃くて塩のとりすぎです。炭水化物のとりすぎで糖尿病になり、塩分のとりすぎで高血圧になります。また、野菜不足でビタミンと食物繊維が足りないため、脚気のような体調不良と便秘になります。もし、イタリアやニューヨークのようなロックダウンが起これば、野菜が不足すると思います。保存のきく缶詰、レトルト食品、冷凍の肉や魚はなんとかなるでしょうが、野菜となるとイモ類や玉ねぎ、人参ぐらいでしょうか。それでもいいので、日持ちする野菜は買っておいたほうがいいと思います。干し椎茸、切り干し大根など乾物は超おすすめです。あとは、仕方ないので、ビタミン剤のサプリでしょう。ビタミンBミックス、C、D、Eは必須です。

    日本だけが新コロ死亡者数が桁違いに少ないのは七不思議とされていますが、清潔好き、握手などの接触をする習慣がない、マスク好き、などの他にもなにか理由があるかもしれません。例えば日本独特の食べ物が免疫を上げているのかも。日本中どこでも、そして誰もが食べているけど日本独特のものと考えると、味噌や納豆などでしょうか?これら発酵食品は免疫を上げるのでぜひ常備しておきたいと思います。

    御船川の河川敷にて