むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 患者さん目線で考える

    昨日、今日とNY株式や東証はびっくりするくらい下げています。私は株をもっていないので、上げ下げは関係ないのですが、リーマンショックの時を思い出します。株式は実体経済を数ヶ月先取りしているといいます。したがって、今株式市場が大きく下げているということは今後実体経済が相当悪くなることを意味しています。リーマンショックの際は勤務医(雇われる身)だったので、能天気だったのですが、今は経営者として、10名のスタッフの生活を預かっているので世の中の経済の動向にはとても敏感です。

    そんな中、ありがたい事に今日もそうとう大勢の患者さんに来院いただきました。皆さん、新コロのことが気になっていると思うので、できるだけ待合ロビーでの滞在時間が長くならないように素早く診察しています。しかし、なかには身内を亡くして気を落として相談に来られるようなケースも有り、3分診療というわけには行かない場合があります。そういうときは、申し訳ないですが、お互い様の精神でご容赦ください。

    世の中はホワイトデーということもあり、夕方ケーキ屋さんに寄ったところ、サラリーマンのおじさんでごった返していました。私もレジに並んだのですが、なんと15人待ちでした。おしゃれなケーキ屋さんというのはレジが無茶苦茶とろいです。スーパーのようにさっさと支払って買うシステムになっていません。この様に、消費者としてレジに並ぶ経験は経営する際の学びになります。病院で言えば、診察が終わったらすぐ会計をしたいというのが心理です。当院は診察終了から会計までの時間はそうとう早いほうだと思います。熟練の受付事務さんのおかげです。自分の病院だと、患者の立場で受付、診察、会計の流れを実体験することがないので、なかなか改善ポイントが見えにくいのですが、できるだけ患者さん目線で流れをチェックし、改善していきたいと思います。