むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 急にもらった休みをどう過ごすか

    急に学校などが休みになり、時間がたっぷりある人も多いと思います。さあどう過ごしましょう。突然休校にするなんて政府は無謀だとか、不平不満ばかり言っていては人生悪い方へ進むばかりです。NHKニュースをみていたら、インタビューされた子供が「もっとみんなと勉強したかった」なんて答えていましたが、ヤラセっぽいですね。あるいは、たくさんインタビューした中で、最も放送局のほしいコメント(発言)だけをニュースにしたと思われます。本当は、8割以上の子供は「やった、ラッキー、夏休みみたいに長いじゃん」と思っているでしょう。そうです。子供は親が思うほどコロナなんて怖がっていないし、現実をちゃんとみています。急に休みがふえてうれしいばかり!です。親が困っているからと言って、ニュースでも「もっと勉強したかったのに」という悲観的なコメントだけを流すのは作為的だと感じます。こういう大変なときに、私たち大人はどう考えたらいいのでしょうか?

    それは、「こういう大変な状況にある中で、あえていいことがあるとしたらどんなことだろう」と自問自答するのです。すると、悪い状況と思っている中で、結構いいことがたくさんあるのに気がつきます。子供と過ごす時間が増えた。普段、簡単な料理しかできないのに、ゆっくり家事をする時間がとれた。パソコンはメールとネットサーフィンしかしたことなかったのに、テレワークの導入でネット会議ができるようになった。子供に料理を教えるいい機会になった。いつもしたかった大掃除ができた。読みたいと思っていた本を読む事ができた。夏休みの旅行の計画をすることができた。暇すぎてアマゾンプライムの会員になったら無限に広がる無料で読める本、無料で見られる映画におどろいた。などなど国からもらった休みは宝の山です。お礼を言わないと罰が当たります。新コロさんにもお礼を言いましょう。そういう前向きな気持が大切なのです。

    メンタリストDaiGo(ダイゴ)のTouTubeをみていたら、タイムリーな話題でした。急にもらった休みをどう過ごすか、という話です。彼の意見では、寝て過ごしたりして無駄に過ごさないこと。一日にしないといけないことと、できればやりたいことなどをリストアップして計画を建てること。そして、朝からなるべく早い段階でまずしないといけないことを片付ける。いろいろあってもたいていは2−3時間で終わるはずなので、残りの時間は日頃やれなかった新しいことにチャレンジする。この様に、能動的に時間を管理すると達成感が生まれます。日頃、会社では上司に言われたことを受動的にするしかない人も、休みを能動的に活動することで人生豊かになるとのことです。彼は若いのにさすがですね。言うことが素晴らしい!