むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 冬はビタミンDで元気に過ごそう

    会社で嫌な上司がいるとか、残業や休日出勤が多すぎて体を壊したとか、いろんな理由で休職せざるを得ない人がいます。何ヶ月か休むことで元気になって復職する人もいますが、職場環境は前と同じなので、復帰したときは元気でもすぐにまた会社にいけなくなってしまいます。可能なら、配置換えとか違う事業所に移してもらうとか、職場環境を変えることをおすすめしています。そんな中、最近見事に転職されて元気になった方がいます。それを聞いたときはとてもうれしかったです。

    その転職というのは、農業を始めたというものです。農業は自然が相手なので、嫌な上司もいないし、お客さんに気を使うこともありません。それから、最もいいと思うのは、太陽に当たることです。陽に当たるとビタミンDが増えます。ビタミンDにはうつや睡眠を改善する働きがあります。農家の人はうつになる人が少ないと言われています。たしかにそうではないかと思います。

    秋から冬にかけて日照時間が短くなると陽に当たる時間が減るため、みんな体内のビタミンDが減ってきます。これが冬に活動性が落ちて冬眠モードになる原因です。秋ごろからうつが悪化する人がたくさんいます。そのような人は、ビタミンDをとれば元気になります。冬に風邪ばかり引く人、花粉症などアレルギー体質の人もビタミンDが足りていない事が多いので、ビタミンDをおすすめします。