むらかみ内科クリニック

院長ブログ

BLOG

  • 洋食で塩分制限

    毎日雨がひどいですね。異常気象としか言いようがありません。農作物も収穫前の大事な時期に日照不足、気温低下で品質が下がるのではないかと思い、心配しています。この天気で、頭痛、めまい、イライラ、ふらつきなどいろんな体調不良が出ています。家にいるときは、あまり暑くないですが、エアコンで除湿して快適に過ごしたほうが良さそうです。洗濯物も部屋干しすると家の中の湿度が上がってしまいます。かといって、外にも干せません。乾燥機があれば、乾燥機を使ったほうがいいと思います。乾燥だけでもコインランドリーを使うのもいいと思います。家の中の湿度をあげないのが健康に過ごすコツです。

    夕方TVを見ていたら、減塩の話をしていました。ご存知のとおり塩分は高血圧の原因と言われており、1日10g以下にするよう言われています。入院中の食事は1日で7g以下ですから味気ないにも程があります。多くの患者さんが、勝手に漬物やふりかけをかってきて自分で味をつけるので病院では塩分7gと思っていても実際は10gを超えているというのは日常茶飯事です。実は、和食にすると塩分が欲しくなるのです。ご飯が塩気のものと相性がいいからです。

    洋食にすると、かなり塩分は少なくできます。朝は目玉焼き、コーヒーにヨーグルトと果物、昼はハンバーガー、夜はステーキにブロッコリーのソテー、といった感じにすると塩は6gくらいになります。洋食は塩コショウを振って食べるものが多いですが、多少振っても1gなんていきません。表面についた塩が舌に直接触れるので、少ない塩分ですみます。従って、和食はヘルシーみたいなイメージですが、塩分に限って言えば、洋食にはかないません。

    ベトナム料理;Pho(フォー):仁川空港内のフードコートにて