むらかみ内科クリニック

院長ブログ

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  • 逆流性食道炎はまず猫背を直せ

    関東は大雨のニュースですが、九州は雨が上がってカラッとした晴天に恵まれました。この晴天は今週いっぱい続きそうなので、日光を利用してなにかしようと思い、冷蔵庫にあったしめじを干してみました。1パック分をバラバラにしてザルに広げて日向のベランダに置いておきました。仕事から帰って見ると、カラカラ出来上がりの3割手前くらいの出来です。あと一日干しておくと完全に仕上がりそうです。夜露に当たらないようざるを台所に入れたら、台所がしめじのいい香りでいっぱいです。干すと香りが高くなるだけでなく、ビタミンDも増えます。しいたけ以外にもきのこは干すと美味しくなるようです。保存も効くので、今週は絶好のきのこ乾燥日和です。

    夕方、健康番組を見ていたら座り方の話をしていました。日本人の椅子に座る時間は世界一だそうです。デスクワークが長いという意味だと思いますが家にいてもご飯やテレビ、ネットサーフィンをしながらいつも腰掛けています。逆に言うと日本人より座っている時間の短い外国のひとはどうやって一日を過ごしているのでしょう?座っていないということは立っているか寝ているかですよね。我々日本人からするとよくわかりません。

    座る時間が長いと肩こり、首こり、腰痛などの原因となります。足の筋肉も落ちてしまいます。今日の番組では座り方により逆流性食道炎も起こると言っていました。ちょうど私は今日の外来で患者さんにそのことを説明したところでした。猫背になると、胃と食道の境目の筋肉が緩んでしまいますから胃酸が食道へ逆流しやすくなります。食事をするときは背筋を伸ばしてエレガントに食べるのが逆食防止のコツです。