むらかみ内科クリニック

院長ブログ

BLOG

  • 健康にいいミネラルと鍋について

    パソコンで複数の仕事を同時にすることをマルチタスクといいます。検索しながら論文を書くとか、YouTubeをみながらメールを書くとか、そういう「ながら仕事」のことです。私はできるだけ「ながら仕事」をするように心がけています。えー反対じゃないのという方もおられるかもしれませんが、一つだけに集中せず、いくつも同時に仕事をこなすのは若い頃からの習慣です。この前両親と話していたら、私の父もそうだといいます。逆に母はひとつずつきちんとこなすタイプだそうです。iPad2つとパソコン2台を駆使して仕事をします。AIスピーカーのアマゾンエコーも活躍します。最近気づいたのですが、アマゾンで買ったkindle本(電子ブック)はアマゾンエコーのAI(人工知能)に朗読させることができます。これで更にながら仕事がパワーアップします。

    今日は、ミネラルの話題を書いておこうと思います。ミネラルというのは金属です。体に必要なミネラルの代表はナトリウム、カリウム、カルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛、銅、などです。一方、からだに悪いのは鉛、水銀、アルミ、カドミウム、ヒ素などです。

    身近な話題として、鍋やフライパンを考えましょう。よくあるのはアルミの鍋。軽くて熱伝導もいいので、ご家庭にいくつかあると思います。酸に弱いので酢を加えた料理は要注意です。アルミが溶けて体内に入ると神経毒となります。認知症のリスクです。アルミホイルやアルミ缶の飲料水やビールなども避けるべきです。テフロン加工したフライパンもテフロンの下はアルミで出来ています。テフロンそのものがフッ素ですから加熱しすぎると猛毒を発生します。テフロンが剥げてくるとその下がアルミですから、どっちみち体に悪いのは間違いありません。うちはテフロン鍋は全部処分しました。銅は必要なミネラルと書きましたが、過剰摂取は禁物です。銅の鍋はプロっぽくてカッコいいですが避けたほうがいいです。一方、使ったほうがいいのが鉄鍋です。最近は技術が進んで焦げ付かない鉄のフライパンや中華鍋があります。貧血なども治ります。また、よくあるステンレスやホウロウ、土鍋などは健康的です。このような生活習慣からくる健康被害は何十年もたったときにはじめてわかりますが、後悔しても間にあいません。ぜひご参考ください。

    上江津湖